gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧

寄りかかっている事実

これまで半世紀以上も、ぼくは日本にいればほとんどの人に共感できる、と思い込んでいた。 けれど、YouTubeで真剣に情報を入れるようになった2年前くらいから、だんだん真実を見ようとする日本人は少ない、と思い始めた。 今では明らかに、日本における常識…

ありがとう 青山小学校

陽向の青山小学校卒業に際して、教職員の方々への謝恩会のためのビデオづくりを担当した。 6年生全員の家庭から集まったビデオをつなげていると、それぞれの家庭や子供の姿勢が伝わってきて、いろいろ考えさせられた。 何を目的として動画を撮ったのか?もち…

兵士になるか?

ぼくが小学1年生の頃だったか、母親に「もし戦争が起こったら、兵隊として日本のために戦う?」と聞かれたことがある。 ぼくは「うん、戦う」と即答した。母親は嬉しそうだった、という思い出がある。 けれど、それは日本の敗戦からまだ20数年しか経過してい…

勇敢な子供

例えば、飛び降りる、という行為がある。 ぼくは幼稚園の頃に、目をつぶって飛び降りたら怖くないよ、と友達に言われ、その通りに飛び降りたら、地面に顔から落ちて大けがをした、という思い出がある。 思い切りはよいが、バカである。場合によっては、死ん…

ウクライナ侵攻

今日は、世界の歴史が動いた日として、後世記憶に留められることになるのか? ロシアが持っているのは、核兵器と地下資源だ。逆にウクライナは特別に何も持っていない。 この戦争が核戦争に帰結するのか?これが世界が心配するところだ。 ロシアは地政学的に…

カエルはまだ眠っている

今日は一日中寒かった。 だから、カエルのパーティはまた延期だ。 陽向とため息をつく。

工場の活気

SOTOCHIKU素材がプロジェクトでどのように使用されるか? そのことに興味を持っていただいた方々がアルバイトとして活躍してくださって、工場や現場はかつてない活気に包まれている。 この上ないありがたいことであると同時に、面白いと思っていただける現場…

中央集権

中央集権を解体したい、という欲求は、今の生活に満足している人からは出てこない。 この国は、今の生活に満足している人が多いということだ。 政治に期待もしていなければ、落胆もしていない。まあ、誰がやってもこんなものだろう、と。 金魚のフンのように…

色彩

モノクロームの夢しか見ない人もいると聞く 生きるために色彩は必要だろうか? 世界がモノクロームになったら、人はどのように変わるだろう? 建築家と呼ばれる人たちは、黒い服を着ている人が多い なぜだろう? そういえば、ぼくも黒い服を着ることが多い …

カエルの日

ぼくら家族にとって、2月20日前後は特別な日だ。 夕暮れになると、青山墓地の一角にヒキガエルの大群が出てくるからだ。 その日は、1年にたったの1日だけだ。 逃してはならない、と思う。でも、正確な日は決まっていない。 昼、暖かい日。きっとそれが合図。…

宇宙の時間

毎年同じ日に 同じ背景で 同じアングルで 同じ人に撮ってもらう 家族で撮り合った写真は溢れるほどにたくさんあるけれど ここでの写真は違う 毎年1枚限りの写真を順番に並べることで ぼくらにとって一番近しいちいさな家族を 遥か遠くから見つめることができ…

政府の隠蔽工作

岸田政権が1月27日に、PCR検査数を1月第2週の2倍以内に抑えるよう、全国へ通達を出していたという。 これが何を意味するかは、全国で50%を超えるという異常な陽性率の高さに合致している。世界にこんな国は他にない。 棄民政策。たくさんの人がコロナと認…

何としても、そうせねばならん

安富歩が、凶悪犯罪を犯した少年を更生させるために多額の税金をかけることを批判する内容の橋下徹の本について、語っている。 「社会の目的は、秩序が維持されること。社会から外れた人を排除していくと、最後には誰もいなくなってしまう。 凶悪犯罪を犯し…

子供の頃の自分

オリンピックは見ていないが、羽生結弦のインタビュー記事を感心して読んだ。 この静かな佇まいのフィギュアスケート選手はとても詩的な人であることを感じてうれしくなった。 以下、彼のコメントの一部である。 「モチベーションについてなんですけど。正直…

思考力と美的感覚

「あらゆるデザインの力には、思考力がその源にある。」というクライアントからの言葉。 美的感覚、という言葉がある。デザインが世間に通用するためには、他に美的感覚を必要とするだろう。 例えば、要素を組み合わせることで普遍的に快をもたらす感覚。ど…

雨の日の窓

通称パクチー銀行の正式名称「SOTOCHIKU&89 unLtd.」の看板を窓につけるのを完成させるために、パクチー銀行へ向かった。 外は雨。雨の影響は考えていなかったが、たどり着いてびっくり。結露で内側の窓がびしょ濡れで、看板文字の型紙がほとんど剥がれて…

ウクライナ問題

日本から遠く離れているウクライナをロシア軍が攻めようとしている。 ウクライナは距離的には遠いが、広大なロシアの隣という意味では日本と同じである。 ロシアは世界一広大であるがゆえに、接している国も多い。米ソ冷戦時代には、西側に親ソの国々として…

うたかた

うたかたとは、水面に浮かぶ泡。泡沫。という意味。 東洋医学の真野先生が、お腹のマッサージを教えてくださるときに、肋骨部分と鼠径部の澱みに「うたかた」ができるのを消していくことで血行をよくする、という言葉が出てきた。 なるほど、そんなイメージ…

他人の痛み

他人の痛みについて、ぼくが敏感であったかどうかはわからない。 ある人のことをよくよく考えてみると、最初に感じたこととは正反対の答えが出てきたりする。 今でさえそうなのだから、よくよく考えないで行動するときは、ずいぶん不適切なことをしでかして…

自動詞と他動詞

ぼくはものづくりを始めてから、他動詞の「する」と自動詞の「なる」を明確に分けてきた。僕がつくったとされているモノのこの部分はそのように「した」結果で、この部分は「なった」結果だ、と。 そして、「なった」ものが多いモノほど、よりよいモノだとい…

「なる」には二つある

ぼくは「なる」空間が好きで、そんな空間をつくりたいと常々思っている。 だが、気を付けなければならないのは、「なる」には二つあって、そのうちの一つはむしろ人生において最も危険なものだ、ということだ。 外部が入り込むことを表す「なる」。これは単…

ウクライナ問題

日本から遠く離れているウクライナをロシア軍が攻めようとしている。 ウクライナは距離的には遠いが、広大なロシアの隣という意味では日本と同じである。 ロシアは世界一広大であるがゆえに、接している国も多い。米ソ冷戦時代には、西側に親ソの国々として…

片付けの日

散らかった部屋を日曜日の朝から妻が片付け始めると、不穏な空気が漂う。 ぼくには、片付け以外にやりたいことがあるし、やらなければならないこともある。 毎日のノルマの片付け以上にはやらないで、他のことをやる以外にない。 最初は機嫌よくふるまってい…

コーヒーの文字

コーヒー豆でガラスに看板文字を描く。 最初は薄い微妙な色を目指したが、最後はしっかりと濃い色に方向転換した。 薄い微妙な色で成立させたいが、場所柄、目立たせたかったからだ。 いろんな表現が可能であることが分かったから、次はもっと微妙なものに挑…

数について

45センチの水槽に熱帯魚を飼っている。 つい半年ほど前までは、グッピーとプラティが合わせて3~4匹しかいなかった。 その状態で半年ほど、1匹も死ななかった。 半年前くらいから、子供を産んで数が増え始め、2~3か月で数が50匹を超えた。今は80匹を超えてい…

逞しい

陽向が一気にしゃべり始めると止まらない。 ぼくはうれしくそれを聞いている。 今日の話は「命の終わりは、勝ったとか負けたとかじゃなくて、みんな逞しいんだよ」という話。 どこから来た言葉なのか、よくわからない。しかし、何度聞き返しても同じフレーズ…

核酸増幅検査

新型コロナの核酸増幅検査は、PCR検査とほぼ同等の精度と検査後数分で結果が得られるスピードが確立されているらしい。 また、PCR検査が機械を必要とするのに対し、核酸増幅検査は必要としない。したがって、キットがあれば自分でも判定できる。 もう、コロ…

自分に期待できる人になる

今月末は陽向の誕生日がやってくる。 12歳になるまでに、陽向に望むことを、陽向に告げる。 「自分に期待できる人になること」 そうなれば、どんなに早くても朝、起きることができる。 あと1か月。