gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧

蒸気

火山温泉でいろんな風呂に入る。その中で、中央に円筒形の熱源があって、部屋全体が蒸気に包まれてほとんど何も見えない部屋があった。陽向は怖がってすぐに部屋を出てしまうが、印象深い空間だった。目の前に広がるイメージがシンプルすぎると、人は怖いと…

阿蘇

熊本地震から2年になる。母の住んでいる大津も大きな被害を受けたが、そこから10キロくらい先の阿蘇は、その広大さゆえに2年が経っても地震の痕は少しも消えていない。つい最近になって、ようやく迂回路が開通して、母と家族でファームランドへ行ってき…

ゆっくりな音

カラオケで歌うときは、歌のテンポを遅くする。ゆっくりな音の中にいると、歌わされる感覚がなくなる。主体的に歌と向き合える。ギターを弾いて歌うのが愉しいのは、歌にギターを合わせられるからだ。カラオケだとそうはいかないが、ゆっくりなら流れてくる…

すべては波動でできている、という認識は、人をその発するエネルギーで見ることにつながるだろう。自分がよいエネルギーを出しているか、そのことだけに集中すれば、人のためになれる。結局は、自分の好きなことをいつもやること。好きでないことも、好きな…

切り取る

外でカタチをなすものを、できるだけそのまま切り取る。そして、場所を移す。できるだけ人力で。頭を使って。「運ぶ」と書いて、「うん」と読むと教わったさけの・・・森敦の「天に送る手紙」にある杢右ェ門(もくえん)のじさまのこの言葉が森敦を生涯支える…

不安そして自信

陽向は、初めて一人で地下鉄に乗って、柔道の稽古に行った。勇気を振り絞って。そして、出口がわからず、半泣きで電話をかけてきた。途中で切れたから、こちらからかけると、もう出口はわかったようで、「どうしたの?」と応える。自分で道を見つけたことへ…

佐倉マラソン

初めてマラソンの半分以上を歩いた。歩いたら平気か、と思ったら、熱射病になったのか、途中ふらふらしてしまった。暑いマラソンは苦手だ、ということがよく分かった。苦い経験になった。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレーム ← コラボで…

地下鉄に乗って

地下鉄は景色が見えないから、どこにいるか分からない。当たり前のことだが、子供の視線で見ると、このことはより大きな問題になる。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレーム ← コラボで実験しながらつくるオリジナル素材による店舗デザイン…

道草

約1.5キロの道のりを歩いて学校へ通う陽向は、ぼくと一緒なら15分で着くところを、一人で通わせると40分もかかる。何時に出ても、これじゃ遅刻だ。先生から叱られるにも関わらず、なんでこんなにゆっくりなのか?少し後ろから付いていってみたら、ま…

土手

土手を歩く。その懐かしさは、やはり子供の頃の経験から来るのか?土が身近にあったのは、今より背が低かったからだろうか?母と姉とで、つくしを取って、夕飯のおかずに貢献した誇らしさ。草に寝転んで風に吹かれる心地よさ。

乃木神社の桜

今年もしだれ桜が咲いた。春だなあ、と思っていたら、午後には、雪が降った。雪の中のしだれ桜は、初めてだ。

underbarring

空に生まれしものたちは風に吹かれて宙に舞う そのまま放っておいたならどこか遠くへ飛んでいく つなぎとめたい心から人はそれらを身に纏う

わらしべ長者

お互いのそのときの価値の違いで、等価交換の連続がわらしべ長者を生むこともありうる。だが、わらしべ長者の話を成立させるのは、本人に欲があってそうなったわけではない、ということに尽きる。もし、欲が少しでもあったとすれば、それは詐欺に過ぎない。…

自縛

今に不自由を感じているならば、実はそれは、自分を自分で縛りつけているだけではないか?という疑問を常に忘れないようにしようと思う。案外、すっと抜けられることがたくさんあるのかもしれない。自由が見えてきた。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:…

講道館

重石

空間に重石が欲しいことは多い。それは異質なものであるべきだ。

地層

汚しうる美を捜す

顎関節症

朝起きると、右の顎がよく噛み合わない。大きく開けようとすると、カクッと骨が鳴る。その周りをマッサージしてやると、じきに治る。その繰り返しが、もう数年続いているかもしれない。数年経ってから、病名を知る、ということは、むしろ普通のことなんだろ…

粘菌

南方熊楠を調べていたら、粘菌に行き当たった。外で放置され時間の経ったものに、鮮やかな色がついているものは、実はこれだった、ということを初めて知った。汚しうる美の対象の主要な構成要素だといってもいいだろう。森に分け入って、粘菌をマニアックに…

遅刻

陽向はたまに一人で学校へ行くようになったが、ぼくと行くときは20分ほどで着くのに、今日は45分もかかっている。完全に遅刻だ。最初に一人で行った日はもっと早く着いたのに、どんどん遅くなってきた。どうしたことだろう?と考えた。きっと、一人で行…

ぼくは犬に生まれるはずだったんだ

陽向が、「ぼくは犬に生まれるはずだったんだけど、神様が人間に生まれるように決めたんだ。」と突然話し始める。「ぼくは、人間でよかった、と思う。」と。「だって、いろいろ遊べるから。」犬よりも、遊びの種類はずっと多いかもね。ぼくの仕事だって、突…

語り

語ることに入り込んでいるときは、ちょっと違う世界に入っているのかもしれない。ぼくは、語る人が好きだし、自分が語っているときも幸せを感じる。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレーム ← コラボで実験しながらつくるオリジナル素材によ…

ベートーベン

ぼくは両手では弾けないから、右手でベートーベンの悲愴を少しだけ鳴らしてみる。それだけで幸せな気分になる。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレーム ← コラボで実験しながらつくるオリジナル素材による店舗デザイン:マテリアルス実験工場

怖れないこと

宇宙へ

ASUS

赤坂見附にASUSのショールームをつくらせていただいた。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレーム ← コラボで実験しながらつくるオリジナル素材による店舗デザイン:マテリアルス実験工場

法に対して感じる矛盾は、どんな世界でも付き物だろう。(つづく)

心霊

呪われた場所といわれる場所がある。(つづく)

外部を内部に取り込まない

ソトチクの素材に値段がつくようになれば、それはソトチクの終わりを意味する。(つづく)