gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

2022-07-01から1ヶ月間の記事一覧

2022年7月

この1か月で、ずいぶん日本は変わった。 のちに、2022年7月は分岐点として記憶されることだろう。 7月8日に安倍元首相が撃たれてから、国民は分断され、そして、その割合は変化を見せている。 日本はどこへ向かうのか? ぼくらの生活はどう変わっていくのか?

闘う人

この世の中は、闘う人と闘わない人に分かれる。 政治家を見ていると、かくも明らかに二つが分かたれることに驚く。 2対8と言ったところか? 国民も同じくらいの割合に分かれるのだろうか?

35年ぶりかな?

体重計に乗ると、69.7㎏。 これから定着するかどうかはわからないが、ずっと見慣れていた7という数字ではない。 走り込んだ自分に対し、お祝いをしたい気持ちだ。

若い設計士

ぼくが会社を立ち上げたときと同じ年齢の設計士と話す機会があった。 会社が安定して成立するためには、次の3つの段階をクリアしなければならない。 ①やりたいことがある ②それをやる手段がある ③それを欲しい人を見つけられる。 その頃、ぼくは、①を固める…

閉塞感からの脱却

誰にも期待せず、そして、誰にも期待されず、ただあるがまま。 そんな状態を望んだときに、自在につくりだすことはできるのか? 閉じたり、開いたり。 心のスイッチに触れるだけで、どこへでも行ける。 ぼくが海外へ行かなくても、閉塞感から逃れることがで…

閉塞感

ぼくが中学、高校のときに感じていたのは、閉塞感だったと思う。 ぼくは誰かをコントロールしようとし、周囲はぼくをコントロールしようとしているのを感じた。ぼくは誰かを自由にはしないし、周囲はぼくを自由にはしなかった。 これを閉塞感と言わずして、…

がらくた

鬼束ちひろの「眩暈」に「ガラクタでいさせて」という歌詞がある。 リサイクル、アップサイクルなど、この30年くらい「再生」は流行りの言葉だけれど、ガラクタがガラクタであってくれることで、ぼくらは息をつくことができる。 ガラクタに商品的価値を見出…

吹っ切れる

悩むということはこうやって終わるのか、と実感する。 自分たちの能力をよく知り、世のためにできることを確立し、その有用性を世に問う。 この3つとも難しい。 だが、最初の2つをできているとするならば、後は3つ目だけだ。 そこでつっかかって悩んでい…

孤独

孤独には慣れているが、よいところも悪いところもある。 孤独を味方につけられれば、ものごとは確実に進んでいく。 陽向も、自分が好む好まぬに拘わらず、そんなタイプになるような気がする。 周囲は結果しか待っていないからね。 陽向とは、親子だけれど、…

暖かさ

夏は暑いけれど、それを暖かいと感じる瞬間がある。 冬は寒いけれど、それを涼しいと感じる瞬間がある。 そんな瞬間は、心は感謝で満ちている。

蝉の声

蝉の声が聴こえ始めるのは朝4時半くらいだ。 まるでラジオのスイッチをつけたみたいに、一斉に音が満ちる。 さあ、今日が始まった。 よい季節だ。

誠実に生きる

この国で誠実に生きている人はどのくらいいるのか? そして、その誠実さが無駄なことに費やされていない人はどのくらいいるのか? 国力とは、それで決まってくるだろう。

Ba5

オミクロンBa5株が猛威を振るっている。東京で1日2万人となっているが、陽性率が50%ということは、3%~5%が実際なのだから、実は10倍から20倍が感染しているらしい。 つまり、今は東京だけで20万~40万人が感染しているということだ。ピークに達するま…

隠ぺいと開き直り

自民党と統一教会との関係がどんどん明るみに出てきて、政策で挑む政党と自民党との差に唖然とする人はどれくらいいるのだろう。 「この世はカネと権力だ」と言って憚らない腐った人間たちを、せっせとまじめに働く大勢の人間たちが支える社会構造が、この国…

禅と浄土真宗 3

たぶん、円の中心へ向こうとする禅的な思想と、生きやすさのための親鸞的な思想は、全く別物でありながら生きる中では近似してくるのかな、というふうに思えます。 どちらも西洋的な思想から見れば「どこか卑怯に見える」ような気がしますが、ぼくの感触では…

禅と浄土真宗 2

寸止め的な思考は日本人の一般的な特徴ではないか、と思いますが、徹底しない頼りなさとともに、自分を生きやすくする知恵でもあるような気がします GFはいろいろな思想や言葉をなんらかのカタチに落としていくことを生業としているので、厳密さ(どんな線…

禅と浄土真宗

禅については何も読んでいるわけではありませんが、実践的という意味では、浄土真宗が勝っているという印象があります 他力本願という言葉は、なんて自分を軽くしてくれるんだろう、という、ぼくが高校生のときに感じた心地よさを忘れられません 南無阿弥陀…

カルト

ネットで「カルトとは」と調べると、「特定の対象を熱狂的に崇拝したり礼賛したりすること。また、その集団。異端的宗教。」 個人的に特定の対象を熱狂的に崇拝したり礼賛したりするのは、勝手だと思う。他人がそうであれば、「ぼくは違うよ」で済む。 問題…

神秘的なもの

意味の変容については、例えば「ab=r²(a

親鸞の世界

安富歩によると、親鸞は「他者とは如来の本願を伝える人」と考えたそうだ。 だから、その他者が師であろうと、弾圧を加える暴君であろうと、それが自分の学びの源ということになる。 この作用を「方便」と呼んだ。「嘘も方便」の方便だ。 だからといって、彼…

変わりゆく世界

選挙から1日過ぎて、統一教会にスポットが当たり始めた。 岸信介の時代から、政治とカルト教団はセットだったらしい。 またこの国を見る目が更新された。 残念ながら、また化けの皮が剥がれた。

point of no return

もう戻れないところへ来てしまった。 世の中がどんどん悪くなることは決定した。 でも、それに抵抗する人も何人かいる。 それが救いだ。 子供たちへ、よりよい世界を残せるか? いつか、誰もがそこだけを考えればよいことに気づく日が来るだろう。

失われた機会

ツイッターで「大神」さんが挙げてくださった安倍元首相の残した問題。 ・森友問題・加計問題・桜を見る会問題・統計偽装問題・GDPの算出方法変更・研究費や教育費の削減・物価上昇問題・年金カット法案・2度の消費税増税・持続化給付金事業などでの税金の中…

生きて償うこと

安倍元首相が銃撃に合い、亡くなった。しばし、黙禱・・・。 失われた30年のうち、最近の10年はこの人が首相の座についたことによって拡大された事態だ、と思う。 この人じゃなかったら、今も健やかに生きていた、という人も大勢いると思う。そう考える…

コントラスト

コントラストの強い壁の制作はエネルギーの消耗が大きい。この一面で疲労困憊した。

知らぬ間に

・・・梅雨が明けてたんだね。 カラッとしたよい風が吹く。 クーラーなしで作業をしていても、気持ちがいい。 いい夏にするぞ、とつぶやきながら、壁に挑む。

選挙戦

東京選挙区の山本太郎が当落ギリギリで踏ん張っている。 ここで30年前の高校生デビュー当時の芸、メロリンキューの封印を解いた。 この気合。 ほとんど格闘技の真剣勝負を見ているような気分だった。 いいものをみせてもらった。

若い人の夢が失われているのを感じる。 どんな生活をつくりあげていくのか、というイメージがあっても自力でそこへ持っていける自信を失っているということだろう。 これをまず、ぼくの会社で変えていけるか? それに本格的に取り組んでいく。

朝の雨

日曜日、朝の雨は悪くない。 降っていても、傘をささないで歩けるくらいの雨なら、なおさらいい。 陽向が前をさっさと歩いていく。 ぼくは急いでついていこうとするが、彼の足取りの方が軽いらしい。 追いつくことができない。

きれいな声でうたってごらん

声変わりした陽向のガラガラした声がマイクを通して響き渡る。 高い声はすぐ裏返って、逆に超高音の叫び声に変わって、これも聴くのがつらい。 「きれいな声でうたってごらん」 そう言うといろんな声の出し方を試し始める。 「それそれ。いいじゃん。」 試行…