中央集権を解体したい、という欲求は、今の生活に満足している人からは出てこない。
この国は、今の生活に満足している人が多いということだ。
政治に期待もしていなければ、落胆もしていない。まあ、誰がやってもこんなものだろう、と。
金魚のフンのように、ただ人に着いていけば、とりあえず人生を終わりまで過ごせる、と。
きっと持ち上げられることもないけど、殺されもしない。
受け身であること。
そして、何か1個だけ生きがいを見つけて、それだけは決して譲らない。
あとはどうでもいいじゃないか?
そう考えて生きてきたけれど、もっと全体のことを考えないと、みんなが幸せになることはない。
全体の仕組みを考えよう。
フラットな世界。どこの国にも属していないような、そんな自由な生き方を探して。