安富歩が、凶悪犯罪を犯した少年を更生させるために多額の税金をかけることを批判する内容の橋下徹の本について、語っている。
「社会の目的は、秩序が維持されること。社会から外れた人を排除していくと、最後には誰もいなくなってしまう。
凶悪犯罪を犯した人間を死刑にすべきではない。被害者の家族もそれで癒されることはない。復讐では人は癒されない。彼を反省させなければならない。そんなことは無理だ、と思ったとしても、何としても、そうせねばならない。
それが唯一の、社会の秩序を保つ道だからだ。」
そんなことは無理だと思ったとしても、何としてもそうせねばならない。
そのような覚悟を持つ人に、ぼくは会ったことがあるように思う。
その生き方に震える。