gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

2015-09-01から1ヶ月間の記事一覧

商店建築

商店建築10月号に、グリッドフレームがデザインビルドしたBARnik TOKYOが掲載されている。その中で、ぼくらの2大特徴である「創造性の連鎖」と「自社工場」について、商店建築さんの視点で書いていただいている。もっとも、「創造性の連鎖」という言葉は難…

ちょっと疲れたときは

仕事中に、ちょっと疲れを感じるときは、熱冷ましシートを額に貼ってみる。今のところ、栄養剤よりも効果がある。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレーム ← コラボで実験しながらつくるオリジナル素材による店舗デザイン:マテリアルス実験…

南の島

好きな場所は、南の島だ、という人は、どうやら人口の半数くらいいるのかもしれない。ぼくは南の島へ行きたいという願望がほとんどないが、行きたい人の気持ちはよく理解できる。自分に願望がないことが不思議なくらいだ。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイ…

入札

競争入札、という制度に対しては、ずっと違和感を抱いてきた。どこがやっても同じものができあがる、という前提が、そもそも人間性を否定しているように感じるからだ。もちろん、他と同じものをつくるにも、大変な能力が必要だ。けれど、存在のかけがえのな…

新しいかたち

長かったトンネルの向こうに、新しいかたちが見え隠れする。それは、ずっと以前から、「ぼくらがやりたかったこと」なのだ。あるときにインスピレーションとして現れた、小さくてやわらかな塊は、ずっと消えることなく、ぼくらの横で宙に漂い続けてくれてい…

今まで霊感のある人にたくさん出会った。そして、いろいろとお世話にもなってきた。見えないものをリアルに感じる、ということはよいことばかりではないだろう。実際に、生きるのが大変だったとおっしゃる方もたくさんいた。でも、そういう方でなければ解決…

目標

目標のある人生。それに到達すべく、少しずつでも前に進んでいく人生。だれもがそんな人生に憧れるけれど、なぜか簡単なことではない。定まったかと思えば、蜃気楼のように逃げていく。目標とはそんな性質を持つのだろう。逃がさないためには、「あきらめな…

真剣勝負

今日は陽向とかるたで遊ぶ。探す力は、大人に追いついてきた。初めて5歳の陽向と真剣勝負。3度対戦して、1勝1敗1引き分け。これから、いろんなことでだんだん真剣勝負が増えてくるだろう。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレーム ← コ…

渋谷PARCOにて

下北沢のカフェBallondessaiが9月19日に渋谷PARCOでラテやコーヒーを提供するということで、ケータリング用カウンターを2台つくらせていただいた。終わり間際でも大盛況で近づけず・・・。列はどこまでも続いている。やっと近づけた。・・・カメラ。004がディテー…

広がり

「広がりのある風景」というテーマで、絵を描かされた。中学校の美術の授業のことだ。ぼくは、校舎の屋上から遠くに山を見て、その手前に広がるたくさんの家々を描いたことを憶えている。なんてベタな構図なんだろう、と描きながら思っていた。 同級生のYく…

やさしさと美しさの関係

木の育成をよくするために、網に包まれた状態が美しい。人のやさしさを感じられるからだろうか。やさしさと美しさには関係があるだろうか。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレーム ← コラボで実験しながらつくるオリジナル素材による店舗デ…

未来

年を重ねるごとに、未来志向に変わっていく。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレーム ← コラボで実験しながらつくるオリジナル素材による店舗デザイン:マテリアルス実験工場← 未来の町並みをつくるファサードデザイン:GFファサード&サイン

伝える手段

伝えたいことは単純に、前へ転がっていこうとする意志、にすぎない。転がり方は好きにすればいい。絶対に、人それぞれなのだから。がんじがらめになる前に、前へ転がろう。伝える手段? 自分が転がり続けるしかないだろ ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン…

先祖

先祖のことを思う。例えば、亡き祖父母や、父のことを思うとき、彼らだったらどうしただろう、と想像してみる。これは、ぼくの考えをとても助けてくれている。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレーム ← コラボで実験しながらつくるオリジナ…

イメージではなく、混沌を 2

だが、その段階でアイディアを広げることなく、事業計画をまとめる行為は、往々にして、最初のダイナミズムを失わせることになる。それは、「まとめる」という行為自体がはらんだ落とし穴だ。現在進行形で動いていた思考を、他人にきっちりと説明するために…

イメージではなく、混沌を 1

ぼくらは常日頃から残念に思っていることがある。それは、事業を新展開されたいクライアントの多くが、細かい事業計画を立ててしまった後、最後の最後に、「イメージが固まったので・・・」と弊社へアクセスされることだ。確かに、ぼくらは店舗空間を企画設計施…

思い出の先生

思い出の先生は、小学校1年生の担任だ。村中記子(むらなかのりこ)先生だったと思う。といって、これという思い出があるわけではない。同級生のミカちゃんと休みに学校を訪ねたとき、確かアイスをおごってもらった。やさしくて、いつもぼくたちの味方だとい…

徹底

世の中でシステム化が進んでいくと、全体の速度がどんどん増してくる。そして、その速度になれることを強制され、ぼくらはなんとか遅れないように小走りしながら、毎日を過ごしている。windows95の時代にコンピュータが起ちあがるのにかかった時間を、今では…

やさしく包みこむ

手のひらでそっと包み込もうとするときひとはきっと いちばんやさしい表情をしている少しだけ目を細めて まるでまぶしいものでも見るように・・・ ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレーム ← コラボで実験しながらつくるオリジナル素材による…

絶望

神もまた矛盾として実存する(森敦『意味の変容』)という言葉にぼくは惹かれつつ、しかし、理解をできずにここまできた。これまで観てきた数百の映画の中で、「これでも神はあるだろうか」と問うことを主題とした映画がいかに多かったことか。いわれのない…

虹が出ていたんだね

雨続きの日々の終わりに、大きな虹が出ていたようだ。facebookでたくさんの人が紹介している。一日中、建物の中にいたぼくは、知らなかった。なんだか気持ちが晴れてきた。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレーム ← コラボで実験しながらつ…

考え続けていること

最高に幸福な一日を過ごしたい、と考えてみる。さて、何をしよう? ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレーム ← コラボで実験しながらつくるオリジナル素材による店舗デザイン:マテリアルス実験工場← 未来の町並みをつくるファサードデザイン…

逆転

逆転の瞬間はいつも劇的だが、周りの興奮をよそに、当の本人はいたって冷静である。冷静でなければ、逆転はできない。劇的なのは結果であり、本人はやるべきことをやるだけだ。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレーム ← コラボで実験しなが…

クラシック

古典という意味だが、日本語においては、どうしても西洋的な古典を想起させる。クラシックな雰囲気が好きだといえば、柱や家具に西洋の歴史的な装飾が施されているような空間が好きだ、という意味であることが多いが、あまりに言葉の意味が広く、また込めら…

くりかえす

陽向がぼくのいうことをふざけてくりかえす。叱ってもくりかえされるのはうっとうしいが、言葉の成長過程と考えれば、きわめて大事な行為だ。ここは、我慢して、どこまでもつきあってやろう。ということで、わざと難しい、早口言葉を言う。 ← 創造性の連鎖で…

検査と治療

健康診断専門のクリニックがある。面診の担当以外は、医者がいない。つまり、専門的な知識を有するのはその人だけだが、面診の時間は1分くらいで、ほとんど専門的なアドバイスすら聞けないことも多い。検査のためのクリニックは、もしそこで深刻な病気が発…

耳栓

仕事に集中するために、耳栓を使ってみた。外部を遮断する効果が著しい。息苦しささえ感じるが、集中力は格段に増した。ただし、長時間着用すると、息苦しさからくる健康被害が出そうな気がする。ぼくが大げさなんだろうか。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザ…

技術

ヒポクラテスは、「人間に対する愛があれば、技術に対する愛もある」と言ったという。アテネの奴隷制の上に成り立つ民主主義には、愛がなかったのか、そこに技術は発達しなかったらしい。技術を要する仕事は低く見られ、奴隷が行う仕事とされたからだ。ヒポ…

今日も徹夜

学生の頃は、遠い過去になったが、いまだにデザインで徹夜をやることがある。追い詰められた感覚と同時に、愉しくてたまらない高揚感は、あの頃となにも変わらない。ぼくはやはり、この仕事をするために存在しているのだろう。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デ…

秋の始まり

9月になった。最近の夏は、8月初旬をピークに急速に力を弱めて、9月1日にはすでに秋に変わっていることが多い気がする。なぜか今年はツクツクホウシのあの声を聞かない。夏の終わりを感じないで、秋の始まりのみを感じる。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デ…