gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

11歳

陽向の11歳の誕生日。 この1年で、陽向はずいぶん変わってきた。 思春期、反抗期に入った。親の指示に対する抵抗も多くなってきた。 一方で、少しずつ自分の考えで動き始めた。 今のところ、それは単なる怠け癖としか映らないが、きっと何か彼自身の中で生ま…

GAKUYA 2

本音が飛び交うのは ここが裏側にあるからだ 表側を支える下地、配線、配管、修理道具・・・ 裏側にあるそれらがしっかりしていることが この舞台全体が本物であることを語る かくして GAKUYAという裏側は 表舞台と完全に逆転する

GAKUYA

これから始まる本番のために ここでは思い切り素の人間たちが 勝手なことを言い合って いつもガチャガチャしている リラックスして鼻歌を歌う人も 緊張して泣きそうになっている人も 実は本番よりも ここにいる方がずっと魅力的だったりする だったら ずっと…

かえるさがし

今年はちょっとどうかしていたかもしれないね 少し前に思い出したにもかかわらず、 あのカエルたちを見に行くことを忘れてしまったのだから いつもなら、2月20日頃に一晩か二晩だけ カエルたちが夜になるころにごそごそ出てきて、 青山墓地の小道にゲコゲコ…

あの戦争が半年前に終わっていたら

亀戸の町を歩いてみて、東京大空襲で焼け残った場所に古い住宅が残っていて、SOTOCHIKU素材が見つけられることを知った。 あの戦争は76年も前のことになるが、せめて半年前に終戦に持ち込めていたら、東京大空襲はなかったことになる。 膨大な数の被災者を生…

帝都近傍図

昭和20年に発行された帝都近傍図は、東京大空襲で焼けた地域が赤く塗られている。 火や血を連想してしまう、なんともいえない気持ちになる地図だ。 焼け残った場所が白く残されている。 ネットでこれが公開されているのはありがたい。これからぼくたちは、そ…

地震のときに思うべきこと

2月13日の福島を震源とする震度6の地震は、福島第2原発の冷却水プールのコンクリート亀裂を広げて、冷却水が減少したらしい。 慌てるべきことだが、世の中のほとんどの人がこの事態を知らないらしい。 なんとか今回は大丈夫、というレベルらしい。 次により…

見つめること

自分の部屋の、目の前に貼ってあるレンガは、複雑な質感をしている。 貼ってあるという事実が本来のレンガの使い方とは違って残念だが、それでもその質感自体は好きだ。 見つめていると、気持ちが落ち着く。紛れもなく、そう感じている自分がいる。

海で仕事

車で家族3人で海へ出かけて、ぼくと妻はそれぞれの仕事、陽向は勉強。 ゆるやかな海風を受けながら、気持ちがよい。 だが、Wifiがうまくつながらない。次回こそは!

映画 ブレードランナー2049

2017年。ドニ・ヴィルヌーヴ監督。「メッセージ」の監督だ。 2049年。地球温暖化で水位が上がり、海岸部は水没し、内陸は砂漠化している世界。 幸せな人が住んでいるようには見えない世界。人為的なのか、自然現象なのか、未来はなぜ殺伐とした世界…

東京大空襲

1945年3月に始まった東京大空襲は、76年前のことだ。 今日は、初めてのSOTOCHIKU散歩の取材のため、亀戸の町を歩いたが、古い建物があるかないかの境界は、東京大空襲だということを実感した。 焼け残った集落は今も迷路のような道とともに残っている。そし…

人間を生かす場所

人間はそれぞれが何らかの能力を持って生まれてくる。 そして、それを生かす場所をいつも探している。 今、そこにいる人には、・・・ その場所を自分で見つけてたどり着く人と、その場所を他人に気づいてもらって与えられる人、その2種類がいるだけだ。

カエル

そういえば、もうカエルが出てくる頃だ。いつも2月20日くらいに、のそのそとヒキガエルたちが小道を塞ぐほどに群れになって出てくる。 今年も見ることができるだろうか。

在り方

コロナ禍では、みな等しく生命の危険に曝されている自分を感じている。 そうすると「日頃どのように時間を過ごしているか」の差が、 個人のさまざまな対応の差として顕著に表れてくるのではないか。

SOTOCHIKUと新しいモノ

SOTOCHIKUを推進することは、社会にどこまで影響を広げることができるか? 新しいものを生産することとは、あまり関係しないというイメージを持たれるかもしれないが、素材として古いモノを混ぜていくのだから、新しいモノを使ってコントラストをつくってい…

人に自分を預けない

コロナ禍になってから 人に言われた通りに生きていれば なんとか年を取っていけるという感覚は すっかりどっかへ消えていった。

一般というカオナシ君

例えば、大量生産の商品が売れなくなったからといって、別の大量生産品をつくってはいけないときだと思う。 それは、一般というカオナシ君を相手にしているわけだから。そんな人たちはいなくなってしまったんじゃないかなあ。 一人ひとりのカオを見つめるべ…

古い建物

資本主義的には、ただのゴミ同然だったものの価値が、全体的に見直されるときが来ている。 ポスト資本主義と呼んでいいのだろうか、次の時代がもう来ている。 例えば、古い建物は、ただ古いというだけで人を豊かにする力を持っている。新築には決してない力…

half a year after @ KZ house

KZ邸の工事を終えてから、半年後の写真をHPにアップした。 写真は雄弁で、この空間については、ぼくは語る必要をあまり感じていない。

冬のやわらかな日差し

工事を終えた8月から半年が過ぎて、またここへ帰ってきた。夏に生まれたその空間は、地球が太陽の周りをを半周する間を生きてきた。そう、生きているのを感じる。 夏の強かった日差しは、緩い角度のやわらかな日差しに代わって、石壁の隙間を抜けて部屋の遠…

ブルーオーシャン

一月万冊のYouTube動画の登録数が10万人を突破した記念番組で、安冨歩氏が「真面目に政治を伝える番組がブルーオーシャンだという危機的な状況がある」と語っていた。 人々は、本当のことを知りたいと思い始めている。しかし、だがそれを伝えてくれる媒体…

合議制では新しいものが成立しない

ぼくらGRIDFRAMEは、必ず決裁者へ向けてプレゼンをする。 そして、その方と同じ方向を見ようとし、できればその先を提案しようとする。それは創造的で自分が生きていることを実感できる作業だ。 提案時に、その方の心が動くのを感じて、よい提案ができた、と…

創造性の連鎖を伝える

「創造性の連鎖」をなぜ大事だと思うか、というと、「自分の人生の主人公は自分である」という実感を、参加メンバーが参加するプロジェクト毎に一度は必ず抱くことができるシステムであるからだ。 このプロジェクトは、自分がいたからこそ今の結果を得られた…

映画 桐島、部活やめるってよ

2012年。吉田大八監督。 以前から、このタイトルが気になっていた。観るまでに、9年もかかったとは。 観終わった後の清々しさと、与えられる勇気。これはなんだろう? 自分の高校時代を思い出したからだろうか。そうそう、こんなタイプの面々が確かにい…

動じない

自分の変化に少し驚いている。 相変わらず、周囲に振り回される環境下にあることは変わりないが、同時に、なにかを確信するような心が足場を固めているのが分かる。 不惑の40というから、ずいぶん遅いかもしれないが、もうこれくらいになってくると世間と…

取材

月曜日に墨田区からSOTOCHIKUについての取材を受けた。 日曜日にはYouTubeの撮影でKZ邸についての話をしたが、オーナーの素晴らしいお話に比べて、ぼくは上手くしゃべれなかった。 元々、しゃべりは苦手だが、大事なのは伝えたいと思う内容だ。日曜日は、ぼ…

節分

陽向から今日が節分だと教えてもらった。 124年ぶりのことだという。今後は、2月3日と2月2日を行ったり来たりすることになるらしい。 冬と春を分ける節分は、立春の前の日。天体の運行と365日という時間とのずれで、日がずれていくという。 おかげで豆を買い…

ツワブキ

ずっとツマブキと憶えていたが、それで検索すると俳優しか出てこない。 2月になった今も花を見かけるが、11月くらいから近所でよく見かけていたツワブキ。 この大きくて丸い葉は、壁面植物が流行り始めた頃にグリフィカの国分さんがよく使用していて、名前を…