gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧

函館の雪

002は函館へ帰省。 4日まで、陽向とぼくの二人生活。 一緒に走ったり、話して笑い合ったり、生きることの基本を大事にしたい。 函館は雪が積もっているそうだ。

スポーツの歴史の最先端 ~問題提起

eSportsは、スポーツの歴史の最先端にあると考えていいだろう。 スポーツの歴史は、人類のそれと同じくらい古いと言われている。 人間が動物と分化した頃、狩猟採集の手段として道具を使用し始めて、生きるために必要な活動から次第に解放されたとき、スポー…

liveとsurvival

live(生きる)とsurvive(生き残る)の違いは大きい。 過去を振り返って、自分が生きているという実感を持てていた時間はどれくらいあるか? ずっと生き残ってきただけではないか? と自問する度に、生きていることと生き残ってきたことの境はどこにあるの…

写真家 Patricia Layman Bazelon

バッファローで建築を学んでいたときに、ぼくは彼女に会っているはずだ。 彼女の写真展がギャラリーで開催されて、それをクラスで見に行ったときに、ぼくは感動して、在廊中の彼女になにか質問をしたはずだ。 質問の内容は憶えていないが、確かあまり真意が…

電線

電線の必要から来る自由なラインが好きだ。

ボートハウス

チャコル画 1994年に構想し設計したものだから、既に30年近くが過ぎている。水辺にあるものは時間を確実に記憶していく。いつか朽ち果てて消えていったとしても、それが生きているということではないか。

素描

Charles Mooreの素描に触発されて、初めて描いた絵。 水平ラインの微妙な角度の差を絵にすることは、ぼくにとって半端な向き合い方では無理だ。 charles Mooreになるのは簡単ではない。

問題解決

その時々の困りごとの解決をしながら生きていくと、そこで身についたスキルは時代が変わると通用しない。 どの時代にも通底する構造を見出し、その構造が持つ大きな問題を解決する方法を考える。 逆に、問題がなければ、それを人に伝える。 そのように生きた…

年賀状のお返し

年賀状は、数年前からお返事だけで失礼している。 一枚一枚、心を込めて。そうできる方法を探していた。 そこで今年からはスケッチを送ることに決めた。 新年のご挨拶にはなっていないが、心を込めて。

取り残された部屋

割れたガラス。貼られたシートはパリパリと細かく剥がれ落ちる。冬の夕陽はやさしくこの窓も透過して、時間にしかつくれない複雑な平面を美しく浮かび上がらせる。

冬の夕陽

冬の夕陽がもたらしてくれるやさしさは、それが一瞬であるがゆえに、心に残像を焼き付ける。

山岳地帯の地図

窓に貼られた古いシートの剥がれは山岳地帯の地図のようだ。それもそのはずで、山岳地帯は地殻変動でできた地球表面の皺なのだから、窓に貼るシートも最初はきれいに貼れていても、長い時間の中で熱などの影響で収縮が生じ、山岳地帯のような皺が生じたとい…

80年前の蚕棚

埼玉県上里町からのSOTOCHIKU素材 蚕棚 80年以上前につくられたであろうラティスは、コーナーで竹材が360度ねじられている。職人が込めた力と息遣いが伝わってくる。一枚をどのくらいの時間でつくっていたのだろう。

大規模金融緩和の継続

れいわ新選組の長谷川うい子さんが主張する内容通りに、日銀政策決定会合の結果は大規模金融緩和の継続だった。 国債は膨らみ続けて、円は下がっていく。そして、物価は上昇を続けることになるが、刷ったお金が弱者を助け、志高い企業のイノベーションに回れ…

日銀政策決定会合

金利を上げるか、上げないか? どちらにせよ、日本の経済は当面、失速するしかない。 国内でイノベーションが何も起こらない中で、経済が発展するはずがない。 とりあえず、どちらがサバイバルしやすいか、の判断が、今日下される。 どちらにせよ、大事なの…

GFショールームの方向

細かい設計図はいらない。 感覚で、空間をつくっていく。 これが理想だった。 これをGFショールームで実現していく。 まずは、ぼくと三崎君でつくっていく。 できたものに、次の誰かが手を加える。 それを延々と繰り返していく。

得度

バリバリの投資家が、仕事をやめて、インドで仏教徒になった。 そんな小野龍光さんの講演を佐谷さんが企画して、鋸南の公民館で聴いてきた。 立つ場所を変える、ということで、経験が変わる。その結果、世界が違った姿をしたものとして見えてくる。 元々、と…

映画 パリ テキサス

1984年。ヴィム・ベンダース監督。 ずいぶん前から観たかったのに、たどり着けなかった、という映画が、この情報が氾濫した時代にも、いろいろある。この映画もその一つだった。 サンアートキネブチさんを初めて訪ねたら、棚に並ぶ20本ほどのDVDの中に…

ペンキのキセキ 錆

年末に外壁に取り付けた塗装鉄板にすでに錆が出ていた。今後の変化が愉しみでならない。

実務能力

柄谷行人は、「死者の眼」において、森敦について批判的に書いている。 柄谷行人と森敦を読むことによって、考えることを継続してきたぼくとしては、これは重要だった。 この中で森敦は「孤高のように見えながら世俗的・社交的であり、超俗的に見えながら実…

死者の眼

柄谷行人が森敦の「意味の変容」を薦めていたのが、それを最初に読んだきっかけだった。その後、100回以上読んで、今も読み続けている。ぼくにとって、唯一無二の本になった。 その柄谷行人が、「意味の変容」について批判的に書いた文章があり、印象に残っ…

照明

可能性を感じる。

ネペンテス(ウツボカズラ)

15年前くらいから家で育て始め、親しみを感じているネペンテス。 今も不思議なのは、どうしてツルは下まで伸びて、そこから180度曲がって袋を持ち上げているんだろう?ということ。 カタチは面白いけれど、袋の頭でツルにくっついてれば、それでよかったんじ…

行動

今年は行動で示すことに集中したい。 昨年もそれまでよりはかなり行動したけれど、まだまだ足りない。 ぼくが現場で動いて、ぼくが本当にしたいことを実現していく。 そのための準備として、このブログのみならず、インスタでぼくの好きなイメージをアップし…

テセウスの船

ギリシャ神話に「テセウスの船」というパラドックスがあるらしい。昨年末、弊社へ入社した新人が教えてくれた話だ。 wikipediaには、次のように説明される。 『テセウスがアテネの若者と共に(クレタ島から)帰還した船には30本の櫂があり、アテネの人々はこ…

Charles Moore

Charles Mooreという建築家の描いた一枚のスケッチは、きっと数十秒で描かれたようなものだった。 30年前にある本の中にそれを見つけてから、そのスケッチはずっと憧れだった。 今になって、自分が本当に求めている空間に想いを馳せると、真っ先にそのスケッ…

no problem

ぼくが育ってきた時代は、テレビ全盛期で一億総中流と言われた時代で、ほとんどの人が自分は幸せだと思っていたように思う。 ああ、あの時代はよかったなあ、と思い出す人が多いと思う。テレビから発信されるような家族の団欒が、それぞれの家にもあった。全…

ソフト塩化ビニール

ウルトラマンのソフビフィギュアを集めている陽向は、その博物館が鋸南にあると知って、すぐに走って向かうことに。 昔のソフビの金型も展示してあった。 時間が貫録を与えて、この存在感。

教室の黒板

保田小学校跡の宿に泊まった。黒板に絵を描くなんて、小学校の時もやったことがない。この年になって初めてのチョーク画。ウルトラマン。愉しい。

初夢

元旦の朝は、あまり良い夢を見なかった、という思いで目が覚めた。 内容は覚えていないけれど。 そして、ああ、初夢とは元旦の夜に見る夢のことだった、と思ってホッとした。 そして、1月2日の朝、初夢について思い出そうとしている。 悪い夢は見なかった。…