gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

2024-01-01から1ヶ月間の記事一覧

成功するということ

松本人志が話題になっている。若くして「自分は成功した」と思ってしまった人間のひとつのパターンではないか、と思う。 つまり、松本人志が特別なのではないのだろう。自分が若くして地位も名誉も手にしてしまったら、同じことはしないまでも、相当傲慢な人…

The canal

6000年程前の東京は温暖化で低地が海に沈み、フィヨルドのような状態になっていて、現在の内陸の奥まで運河が入り込んでいた。 古代人にとって、数々の岬は海という死の領域へ突き出た「死と生の境目」として聖地と見なされ、中でも東京最大の岬である今の青…

カフェ勉

千葉駅近くの打合せに陽向も同行。 打合せ中は、彼はカフェで勉強。 最近、落着きがあったりなかったりする陽向は、今日はどうだろう? 結果は、やはり途中でカフェを抜け出し、近くに狭い場所を探し、入り込んで遊んでいたらしい。 だが、迎えに行ったとき…

3年半後のKZ邸

3年半が経過したKZ邸へ手直しに伺った。空間を育ててくださっているのを実感し、KZ氏へ感謝の念を強くする。

ひとりで現場を見る

土曜日、ほぼ完成した現場に入り、静かな気持ちで空間を体験する。 この貴重な時間に、自分の中でさまざまな対話をする。 店名は「The canal」と付けさせていただいた。 2隻の泥舟が浮遊している空間で、ゆったりと向こう側に在る世界に移動してほしい。 約6…

和ではない土壁

SOTOCHIKUの可能性を広げるプロジェクトが完成しつつある。

逸脱行為

陽向の逸脱行為が止まない。 表情はやわらかくなってきているのに、毎日のように何かの問題を起こす。 もっと表情をやわらかくするしかない。 いつも笑顔にすること。 そのことだけに集中しよう。

蒲田hangout

表参道ショールームに、昨年施工させていただいたesports施設、HANGOUTの及川さん、永田さん、赤林さんがお越しくださった。いずれもお若い方々だ。 3回以上来てくださった方の名前と顔を憶えていらっしゃるとのこと、すばらしい。 一人一人の顔を想い浮かべ…

生きている空間

どんなにお金をかけられていても、空間が死んでいる、と感じることがある。 どこから生命を感じるのか? それは書き記すべきことではないだろう。

もう一つの世界への移行

石こうボードにクロスを貼るというという「いわゆる」の壁に手を加える。 一対一で向き合う、もう一つの世界への移行。 「一般性」から「単独性」へ。

空間が喜んでいる

空間が喜んでいる、と感じる瞬間がある カタチと表面、要素はこの二つしかない その二つから無限の情報を感じ取る そんな「姿勢」が成立する瞬間

西麻布交差点

GRIDFRAMEのすぐ近くの西麻布交差点付近に、カフェ&バーが完成間近だ。 縄文時代には海の底にあって、巨大な岬・青山墓地から下った「死の始まりの場所」ともいえる場所にあった西麻布交差点は、今も不気味なエネルギーを発し続けている。 この付近に、完成…

その他大勢

ぼくは「自分でありたい」という気持ちがかなり強い方だと自覚しているが、一日の中で「その他大勢」の中に入りたい、という時間は、考えてみれば結構長い。 コンビニやファストフードの利用率も高いし、そこに問題も感じてこなかった。さっさと用事を済ませ…

新年会

GRIDFRAMEの新年会を、表参道SOTOCHIKUショールームで。 千葉・鋸南町でパクチー銀行を共同経営する佐谷恭さんと、昨年表参道につくらせていただいた美容室HACO+を経営する吉田さんが参加してくださった。 佐谷さんは、イノパクを持ってきてくださった。 映…

通り道

地下鉄乃木坂駅の上には車のトンネルがあって、さらにその上に歩道がある。だれが計画して今のカタチになったのか不明だが、この変な通り道を気に入ってもいる。 きっとこんな風景を意図した訳ではないはずで、そんな予定不調和な風景を陽が沈んでいく。

レッド・ツェッペリンとピンク・フロイド

懐かしいという言葉を使いたくないモノがある これらはその一つだろう

誰も振り返らないモノたちを日常の中に

れいわ新選組の「生産性で人の価値を測らない」ということと似ているのかもしれない。 存在していること自体に価値がある。 その価値は、もう一つの世界にある。 向こう側にある世界にある。

移住フェア

福島県葛尾村がブースを出している、東京ビッグサイトの移住フェアへ行ってきた。 日本全国の地方公共団体が出展している。 ちょっとブースが多すぎて、移住希望者はどのように絞ったらいいのかわからないだろう。 一対一の関係性。・・・そこに到達できるに…

キャラが立つ

人口465人の葛尾村の人々を紹介する冊子「りりりのり」。 そこに出てくる人たちが子供を含めてみんなキャラが立っているのはなぜか? 自分たちで立っていこう、とする意志が表出しているのだろう。

日が昇ればみんな起きるし、日が沈めばみんな眠る

時間とは、地球のすみずみで常に一定の速さで刻まれているか? ぼくらは、時間という定規の、等間隔に刻まれた目盛りの一点に産み落とされたのか? ◇ ◇ ◇ 古代の日本人はそのような時間の捉え方をしていなかったかもしれない。 夜明けのことを「夜のほどろ」…

誰も振り返らないモノたちを日常の中に

SOTOCHIKUを一言で説明するには、どのような言葉がよいか? 「誰も振り返らないモノたちを日常の中に」 これは、いつもぼくらが描いている究極の目標だ。 この世に存在する全てのものに価値がある、ということを日常生活の意識の中に落とし込んでいかねばな…

りりりのり

シェアキッチンのお問合せをいただいている福島県葛尾村。 5年間の全村民避難から帰還した人と新たな移住者の470人ほどの方々が暮らしているそうだ。 その方々の暮らしぶりを紹介する冊子「りりりのり」を読むと、人間の強さについて考えさせられる。 一…

仕事始め

9日が仕事始めとは、たぶんGFの25年間の中では最も遅いだろう。 時代はこの四半世紀でずいぶん変わった。 働きすぎ、と言われた日本人はもういない。 それはたぶん悪いことではない、とぼくもいつの間にかそう思っている。 ここからはもっと働き方が変わるだ…

underworld

メレンゲのunderworld。 懐かしい町に帰ってきた 意味もなく立ち寄った公園 そこはブランコと滑り台だけ どこにでもある公園 危ないから降りなさいって 母親に叱られてる子供 風がブランコを揺らしてる すべてを揺らすのでしょう 今日が誰にとって大切な日な…

西陽

目の前が何も見えなくなるときは、見えるモノをしっかり見つめる

illumination

歩いて2分の場所にあるイルミネーション。 クリスマスには長蛇の列ができて、うっとりと見上げていたけれど、撮り方によっては、異様な生き物が空にそびえ立つようにしか見えない。 電球がLEDになってからは、ずいぶん木のダメージはなくなったと言われる。 …

新年に思うこと

いつの頃からか、ぼくら夫婦はお酒を一切飲まなくなった お酒を飲むより、おいしい水を飲みたい そして、走って汗をかきたい 走っているときの気持ちよさをしみじみと感じたい それ以外の時間は、 ずっと本を読んでいたい ずっと人の話を聴いていたい ずっと…

物足りなさ

今の陽向が抱える問題は、普通にしていると、何か物足りない、と感じてしまうことだ。 この「物足りなさ」を忘れ去ることができるのは、きっと溢れ出る好奇心がそれを凌駕すること以外にない。 ぼくも同じ問題を抱えていたに違いないが、ぼくはフリをするこ…

アスレチック

3年前にも来た浜北アスレチック森林公園。 その頃は5年生だった陽向は、ずいぶん背が伸びて、運動能力も格段に上がった。 例えば、狭い場所を通ったり、高いところに上ったり、飛び降りたり、・・・彼が今まで十分にやってこなかったことを、最近の彼は一…

浜松へ

今日は何とか動けそうだという亜津子さん。 ということで、ようやく3人で出かけられる。 「今の陽向に必要なことは、アスレチック的な動きだ!」と、浜北アスレチック公園をめざして、今日は浜松へ。 やはり着いたらすでに暗くなっていて、スーパー銭湯へ直…