gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

モンキチの旅立ち

昨日、福岡から無事帰ってきたモンキチだったが、今日、九十九里の海に連れていったら、どこかでいなくなってしまった。 心当たりを全部探したが、どこにもいない。 陽向は泣いた。8年も、兄弟のように過ごしてきたから無理もない。 ぼくも、そのつぶらな目…

陽向の帰京

福岡・直方へ単身で遊びに行っていた陽向が帰ってきた。 1年生から始めてこれで3回目だが、去年までは途中でぼくらも行って、九州で合流して一緒に帰ってきた。 だから、陽向が一人で帰ってくるのは初めてだ。 羽田へ迎えに行ったら、陽向はスターフライヤー…

置き去りにした悲しみは

吉田拓郎が「生きてゆくのはああみっともないさ」と歌うのが、妙に耳に残っていた学生の頃。 今は、どんなことか分かる。いや、みっともないことにもいろいろあるけれど、このみっともなさに救いはあるのか。気にするべきことなのか。忌むべきことなのか。 …

生活

陽向が不在だと、夜遅くまで会社にいてしまう。 ちょうど大変なときと重なったから、助かったけれど。 生活を見直す、よい機会になった。

モンキチと陽向

サルのぬいぐるみのモンキチとは、陽向が1歳からの付き合いで、まるで兄弟のように大事にしてきた。 そのつぶらな瞳は、ぼくにとっても、静かに眺めると語りかけてくるものを感じたものだ。 そのモンキチをバッグに入れて、陽向は単身で福岡にいるぼくの姉の…

今日も陽向を学校へ送り届けるために、一緒に走る。 駐車場の「空」という表示を見ては、「そら」まで競走しよう、というのは陽向が漢字を覚えたての頃にそれを「そら」と読んで以来、変わらない。 今では陽向も、それをシャレとして理解し、お互いに微笑み…

乱雑であること

自然の在り方を「意志」と捉え、それに副うように生きることが善だ、とすることは危険をはらむ。 なぜなら、人間が自然の在り方を誤解する可能性があるからだ。 誤解すると、ナチズムのような悲惨も起こる。 35億年前に生命が誕生して以来、生物は多様化して…

8分2秒

陽向が外苑のランニングコースで出したタイム。 がんばることの始まりを感じて。 ここに記しておきたい。

映画 光

2017年。河瀨直美監督。 視力を失いつつあるカメラマン。 失われるもの、消えていくものへの執着。そして、手放す。 失われたものは光。 それでも、世界は光に満ち溢れている。 言葉は、その人の光になれるか?

必然

ガラクタをくっつけて、 空間の構成物として「必然」として存在するものにする 振り向かれることもなく、 邪魔モノにされることもなく、 もともとそこにあったかのように、 ・・・だったら、ドアはよいかもしれない。

がらくた

どのような空間にも、がらくたがあった方がいい 落ち着いて、そして、深く考え込むことができるために

宇宙

自然に副う生き方とはなんだろう? ぼくらはそれぞれでそれを探しながら生きているのだろう。 さまざまな意味で、自然の法則を知り、そこから仮説を立てる。 全知全能でない限りは、それぞれが死ぬまで仮説にすぎない。 信じつつ、疑いつつ、こうではないか…

遠いまなざし

35億年前に初めて地球に生命が誕生した。そして、110歳まで生きれば35億秒を生きることになる生物。 いや、単純に、「35億」という数を実感したいから、ぼくは秒という時間に置き換えているだけだ。 ガイアシンフォニー第3番の冒頭に出てくるナレーションは…

再度、挑戦

陽向がこの春から、また柔道を始める。 今度は、試合に出る彼を見ることができますように。

銀座まで走る

朝起きて、3人で銀座まで走る。陽向は自転車で。 歩行者天国を、ソフトクリームをなめながら歩く。 これが気持ちよい。

グルジア

やさしい嘘、の舞台だったグルジアは、今ではジョージアと呼ばれているらしい。 でも、グルジアという響きが好きな人も多いだろう。

同じ出身

夫婦が同じ出身地だと、阿吽の呼吸が通じるところがある。 別々だとそれがない分、予想がつかない反応を愉しめる。 どちらもよいところがある。

映画 やさしい嘘

2004年。フランス、ベルギー、グルジア。 グルジアに暮らすエカおばあさんは、新しい生活を求めてパリへ旅立った息子オタールから届く便りを愉しみに待っている。母エカから自分に注がれる愛情が足りないことに不満な娘マリーナ。そして、いつも堪能なフラン…

too much

too muchにならないように。 最も大切なのは、このことだと思う。 いつも、心にマージンを残せるように。 そんな仕事をしたい。

コンビニで出会う外国人

近くのローソン。 リュウさん、ラマさんはいつも、陽向にやさしく声をかけてくれる。 ラマさんが2か月ほどネパールに帰国していて不在だった。 久しぶりにレジで見かけて、「おかえりなさい」という言葉が自然に自分の口から出てくる。 そのことに驚いたりす…

あれから8年

あれから8年。 ずいぶん時間が経ったような気もする。 3.11は、いつも生きる意味について、考えさせられる。

3人で映画館

久しぶりに、3人で二子多摩川へ映画館に。 ウルトラマン人気は、ドラえもん人気にはかなわないようだったが、陽向は意にも介さない。 純粋に、好きなものを愉しむ、陽向を見るのはうれしい。

合議制

平等な合議制の問題は、ホットな感覚をキープできず、直感的な判断が失われ、 時間が消費されていく中で、結果として 主には実績主義などの保守的な意見が通りがちであることだと思う。 一人が引っ張るかたちをつくらねば、うまくいかない。

天才カラス

カラスが公園の水飲み場で、蛇口を調整して、水を飲んだり、水浴びしたりしているらしい。 カラスたちも進化している。ぼくらも先へ進もう。

柔道と空間 3

さて、柔道で鍛えられた空間イメージ力は、ぼくの今の仕事に生かされている。相手の動きに合わせて、一瞬で自分の動きを決定する修練は、与えられた環境に対するレスポンスとしての空間デザインそのものに近い。 京大時代から発展途上国を中心に30か国を旅し…

柔道と空間 2

ぼくの柔道の特徴は、「負けない柔道」だった。小学生の頃から、「ネバ納豆」と呼ばれた。ネバネバとまとわりついてくる、ということだろうか。試合できれいに投げられた記憶はほとんどない。きれいな柔道とはとてもいえない。引き分けの確率は高いが、負け…

柔道と空間 1

ぼくが柔道を始めたのは、小2の頃、学校の帰り道で上級生の悪ガキ2人にいきなり何発も殴られたということがあったからだ。単純に、強くなりたい、と切実に思った。 それから間もなく、佐賀県鳥栖市の警察署で柔道を習い始めた。特に、スポーツが得意ではな…

未来の生活

未来の生活がどのようにあるべきか、を考えるのは愉しい。(つづく)

ひなまつり

子供が男の子だと、ひなまつりは知らぬ間に通り過ぎる。といって、子供の日にかぶとを飾ったり、こいのぼりを上げたりするわけでもなく、ぼくはそういった文化の意味について、あまり考えてこなかった。 facebookには友人が娘のためにひなまつりにひな人形を…

生きていけるシステム

移民を受け入れるには、移民が生きていけるシステムが用意されていなければならない。 それがない状態で移民を受け入れると、社会が荒廃するのは当然のことだ。