gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

2023-01-01から1年間の記事一覧

2023年

2023 年が終わろうとしています 4 年前のコロナ流行からちょっとずつ今までとは違う世の中の変化を感じられるようになり、今年は変化の方向性が明確に表れるような大きな事件が相次ぎました 木原元官房副長官関連の殺人事件もみ消し問題、ジャニーズ問題、宝…

自分の価値

今日、ぼくは何に新しく出会っただろう? ほんの小さなことでもいい 自分が描いた鉛筆画のマリリンモンローの顔を見ながら、机の上で写真を見ながら描くとどうしても縦長の顔になってしまうなあ、とちょっと残念な気持ちになる 次は補正する必要があるなあ・…

休み

休みに入ると、まずは陽向が熱を出し、それに亜津子さんが続く。 ぼくはやることがたくさんあって、それに続くわけにはいかない。 ちょっと異例の年末。

タテ割り社会アメリカ

もう30年ほど昔のことになるが、アメリカの地方都市バッファローで、日産イーゼル(日本ではシルビア)という車に乗っていた。カエル目玉とぼくは呼んでいたが、ヘッドライトを点けるとボンネットからカエルの目玉のように二つのライトが上がってくる。 スポ…

猫の散歩道

猫のあとをそっとつけていくのは難しい ぼくが通れないような狭い場所をすり抜けて 視界の向こうへ消えてしまう 今日も電柱と壁の間に挟まったまま身動きがとれなくなったぼくにできることは ぼくを撒いた猫が今、何を見ているかを妄想するだけだ ・・・段ボ…

失われゆくものの可能性

「はかなさ」 消えやすく長続きしないこと 「せつなさ」 胸が締め付けられるような悲しさや、つらさのこと ぼくらは皆、時の経過にともなって何かを失いながら生きている。でも同時に、失うことや失う兆候・予感に対して、美しさを感じる心を持っている。 美…

工場の廃墟はなぜ美しいか

活気のあった工場が、時代に取り残されて人が離れ、荒廃し、やがて廃墟になる 廃墟に立てば、何かを生み出すために毎日繰り返された実直な営みの映像が脳裏をよぎる そこに目覚ましい創造はなかったとしても、それぞれが決められた役割を果たし続けるための…

のっぴきならない

海野次郎さんが日本画の歴史を語るときの凄さは、 それぞれの画家たちの絵から、 のっぴきならないところから来る部分を 掴み取る感度の高さだ。

生まれて初めてコレを見る

表参道のSOTOCHIKUショールームが完成した コンセプトは「生まれて初めてコレを見る」

SOTOCHIKUショールームのコンセプト

GRIDFRAMEは、SOTOCHIKU(ソトチク)ショールームをオープンしました このショールームの根底には、ぼくが20歳のときにアフリカで出会った「瞳」があります ・・・・・・・・・・ ぼくは1985年の夏、20歳の時に初めて海外を一人旅しました 東アフリカのケ…

昭和20年代のグラフィックアート

襖に描かれたドラえもん、いや、だるまたち。 これはスタンプなのか。・・・考えるのが愉しい。

100歳の瓦が記憶している時間を、その表面から感じ取る。

黄色の土壁

土壁に色を塗るとすれば、黄色しか思い浮かばない。 Yellow Yellowさんにもそう伝えた。

資本家

資本家の人たちに「守られないけれど自由である」タイプの人が増えると、きっと日本もよい方向へ踏み出せるのではないか。

創造性の連鎖が成立する人数

創造性の連鎖を成立させる条件に、会社の人数は関係するだろうか? 創造性の連鎖はトップダウン型の経営者の下では成立しない。 ピラミッド型の人的構成は合わないからである。 経営者は構成スタッフの特性を見抜く必要はあるが、ほぼ完全に彼を信頼して任せ…

適正な数

例えば、小さな村があるとき、幸福に暮らすための適正な人数はどのくらいだろうか? ぼくはこれを算定する手がかりを持たない。 これから、いろいろ調べていきたい。 愛媛大学の笠松浩樹氏が中山間地域から幸福に生きるための適正人口について調べているらし…

陽向の目

陽向の目が捉えたものが手に伝わる。おもしろい。 ぼくができるだけ写真に忠実に描いたのがコレ。

陽向の実存

陽向は言葉を話すのが苦手だ。話したい気持ちは強いのだが、内容を正確に伝えられない。 母親が彼が少し前にやったことを報告させる。正しい日本語に直して、時間をかけて繰り返させる。 ようやくそれができたとき、母親が褒めると、かれはなぜか憤慨し、不…

アフリカの瞳

ぼくは1985年の夏、20歳の時に初めて海外を一人旅しました 東アフリカのケニア、タンザニアをバス、列車、ヒッチハイクで移動し、そこに山があったからキリマンジャロにも登りました ケニア中央部で長距離バスに乗ると、席はすぐに埋まります 二人がけの…

すべて持っているか、何も持っていないか

人間一人ひとりが、他の動物から見ればほとんど神のごとく圧倒的に優れた能力の持ち主であり、その意味では個人差などわずかな誤差に過ぎないと信じています 豊富な資源に満ちている美しい地球環境も含めて、本来ぼくらは何かを求める必要がないくらいに与え…

これから

福島第一原発の震災による事故による全村民避難指示が7年前に解除され、かつての人口の3分の1である465人が住んでいる葛尾村からとある施設をつくる問合せをいただき、昨日うかがってきた。 案内していただいた丘の上から、この風景を見下ろしながら、む…

苔むした路

葛尾村 大尽屋敷の苔むした路

冬の色

夕方の空を見上げると、冬の色をしている

プレスリリース

住宅や店舗のリノベーションを行う株式会社グリッドフレーム(代表取締役社長:田中稔郎、本社:東京都港区)は、古い建物などから時間を記憶した素材を採取して新しい空間の建築材料として使用するプロジェクトSOTOCHIKU(ソトチク)のショールームを表参道にオ…

迷子のように

ドアを開けたら、あれここはどこ?となるような場所に。

HACO+ イングリッシュガーデン

自然のままであることを理想とする英国式庭園 フランス式庭園やイタリア式庭園が植物を幾何学的に成型するのに対して、対照的である だが、英国式庭園が自然のままのように見えることは、決して自然のままであることではない 自然のままであるように見えるこ…

あなたはちゃんと見ていますか

夢の中で「陽向のことをちゃんと見ていますか?」と問いかけられた これはストレートに現実とつながっている問いだ ぼくは、日頃から「一対一で向き合う」ことの大切さを言っている そのぼくが、子供のことをそう問われて心が揺らいだのかもしれない 一対一…

つわぶきが好きな理由

石蕗がこの季節にひときわ目立つ理由は、秋から冬への過渡期にほとんどの植物が色を渋い色へと移行していく中で、ひまわりにも負けない鮮やかな黄色と濃い緑をしているからだ そして、群生するというよりは、単体でポツンと3本くらいの首を直立させて花を咲…

湘南マラソン

GFスタッフの三崎くんと一緒にフルマラソンに参加 陽向は2Kに参加 一昨日に整骨院でアドバイスを受けた、体を立てて、足の親指を意識した走りを試みると、楽に足の回転が速くなる いつもは172歩/分くらいが180歩/分くらいになって、ゆっくり走ってい…

陽が差す

陽向の名前は、植物が太陽の方向に伸びていく様を見て名付けた それをふと思い出した