gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

勇敢な子供

例えば、飛び降りる、という行為がある。

 

ぼくは幼稚園の頃に、目をつぶって飛び降りたら怖くないよ、と友達に言われ、その通りに飛び降りたら、地面に顔から落ちて大けがをした、という思い出がある。

 

思い切りはよいが、バカである。場合によっては、死んでもおかしくない事件だ。

 

どちらかと言えば、勇敢な子供と思われていたかもしれない。

 

見えない未来に飛び込むことに躊躇がない。だから、危ないと言われていた海外の国へも躊躇なく入っていった。

 

だが、本当の勇敢さはきっと違う。

 

大事なことは、違うと思うことに「ノー」と言える勇敢さだ。

 

これをしっかり身に着けるには、一生かかるかもしれない。