gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

トマト、ナス

毎週日曜日に通う畑は、100㎡のようやく半分が埋まった。 あと半分、何を植えるか?種苗店で苗を選ぶのが愉しい。 とはいえ、もう植える時期はピークを越えてしまったようで、種類がなくなってきた。 今日は、トマトとナス。 なんてベタな選択なんだろう。 …

助ける、ということ

ぼくらは「他人様に迷惑をかけないように生きなさい」と教えられて育てられた。だから、誰かが何かの困難を抱えて自分ではどうしようもなくなったら、「家族でなんとかする」ことで乗り切るしかない、と信じて生きてきた。 でも、核家族化が進んでいる今、少…

子供の夢

報道が真実を伝えようとしないことに、「そんなもんだろう」と無関心で済ませてきたのは、ぼくだけではないだろう。日本人の特徴のひとつではないか。 ぼくの場合は、二つの理由からだ。 ・一つ一つはあやしいが、社会全体としては性善説を信じているから。 …

映画 宇宙兄弟

2012年。 陽向とコミックを読み始めた「宇宙兄弟」。 宇宙へ行ける、ということはすごいことなのだなあ、と単純に感動する。 頭の回転の遅いぼくには厳しいなあ。 陽向にはどう映っているのだろう?

日本の宗教

YouTubeで安冨歩の日本近代史講義を見ている。おもしろい。 戦国時代は、世俗権力の争いだけでなく、宗教勢力VS世俗権力という構図もあったそうだ。その最終決戦が「一向一揆」だという。 一向宗とは浄土真宗本願寺教団のことで、ぼくの家も浄土真宗らしいが…

神社

家から徒歩1分にある乃木神社は、緊急事態宣言とともにあたりまえのように門を閉ざして、参拝を拒否している。 さすが、宗教は付加的なものに過ぎない国だ、とガッカリしているのはぼくだけだろうか。 コロナ禍で本当に困っている人の中で、神社などの存在を…

あらためて、SOTOCHIKUって何ですか?

SOTOCHIKUの母体GRIDFRAMEは創業以来20年以上に亘って、 「予定不調和を取り入れて生きていることを実感できる空間」をコンセプトとして、 住宅リノベーションや店舗空間づくりを手がけてきました。 50年以上前、伴野一六という人は、海辺に漂着したものだけ…

千葉の畑で作業。 村上さんが耕し方を教えてくださる。 「鍬は重い方がいい。重いと力を使わなくても、振り子のように土を掘ることができる。」 「私はほとんど体力を使わなくなった。」

映画 ゴモラ

2008年。イタリア。 貧民街から抜け出したいと思っても、絡めとられてしまう。 真っ直ぐな目をした子供も、やがて悪事に染まっていく。 自分たちの環境を破壊しながら、なんとか食いつないでいくことしかできない。 そんな場所では、命は重さを持たない…

ブリコラージュ

伴野一六邸は、海辺に漂着したモノを材料だけでつくった家だという。 その家を見ずとも、想像しただけで素敵だ。これを聞いた誰もがうっとりとする。 そのようなものづくりの方法はブリコラージュと呼ばれる。 ブリコラージュは、理論や設計図に基づいて物を…

ミミさん

1998年にグリッドフレームを立ち上げたとき、その拠点は江東区枝川のリサイクルショップだった。 そのオーナーだったミミさんが、失礼ながらボロボロの古い倉庫の2階の広いスペースを月5万円で貸してくれた。 そこは、フリーター、アーティストの溜まり場に…

努力と成功

「どんなに努力しても、成功・失敗はそれとは関係なく向こうからやってくる。」 でも、努力をすることが大切なのは、失敗したときに、「あのときもっとがんばればよかった」と思う必要がないからだ、と言う。 努力することは、成功するためではない。自分を…

伴野一六邸

遥か昔に建築家の石山修武が本で紹介していた、海からの漂流物だけでつくられたという伴野一六邸。 渥美半島老津町の海辺に住みながら、遠いどこからか波によって運ばれてくるものをしゃがんで拾う男の姿を想像しただけで、たまらなく愛おしい気持ちになる。…

情報通

コロナについては、未来を予測するために、努めて情報を得ようとしてきたが、1年後は人々の生活がどうなるかを予測することができない。 (つづく)

高速道路

今日は現地の計測に。 日曜日だが、ほぼ全員が諏訪へ。 帰りの高速でK君がかっ飛ばして、警察に捕まる。 まあよい。かっ飛ばしすぎていることを指摘しても一向にスピードを緩めようとしないK君に、身の危険を感じていたところだったから、実はホッとした。 …

雨の畑

明日は仕事になったから、週末の畑作業は今日しかない。 今日は、日中は雨だと分かっているが、先週植えたスイカとメロンの苗の様子を確かめなければならない。 できるなら、毎週少しずつでも植えていかねば、ということで、畑へ向かった。 誰もいない畑には…

過去から未来を見る人

「これまでこうだったから、絶対これからもこうだ」という論理でしか話をしない人間とは、共通言語を持たない。 つまり、会話をしても意味がない。 別の人種だと思うしかない。

よい国とはどんな国か

コロナ騒動のおかげで視野は広がっている。 情報が多すぎて混乱しているが、ぼくらは日本人として生まれたことをどう思うか、ということをそれぞれの人が自問していることだろう。 現在、世界中がコロナの影響を抑え込むことに夢中になっているが、コロナ以…

モノへの想い

例えば、ぼくら家族にとって、ぬいぐるみのモンキチはモノ以上の存在であることは明らかで、きっと誰にもそういった存在があるはずだ。(つづく)

文化は結果である

文化を目的として掲げても、文化は生まれない。 生物として生き残るために、社会生活が変化を余儀なくされたときに、懸命に現状を打開する局面で文化は生まれてきた。 だから、文化は結果として生まれる。 例えば、14世紀にペストが流行したとき、キリスト…

映画 娚の一生

2014年。豊川悦司、榮倉奈々。 祖母が病気のため、東京から鹿児島へ帰省したつぐみが、不意に現れた謎の中年男と奇妙な同棲生活を余儀なくされる。 コロナ疲れの人が、地方での生活を頭に描いてみるには良い映画かもしれない。

スイカとメロン

苗を買ってきて、スイカとメロンを畑に植える。 これから、ちょっとずつ毎週週末に植えていく第一弾。 まずは、陽向のリクエスト。YouTubeで植え方、育て方を調べて、スイカは1m離して、メロンは80㎝離して植える。タブレットでその場で確認できるから便…

25K

乃木坂からゆっくりと浅草までを往復。 隅田川の河原は、この時期でも結構人が出ていた。 途中、築地や柳橋で昭和の風景を眺めては立ち止まる。

日本という国

これまであまり日本という国に対して疑問を抱いたことはなかった。 だが、今回のコロナ騒動によって、国は自分の生活を守ってはくれない、ということを実感した、という人は多いだろう。 何もしてくれない国、日本。そういうイメージが強い中、検察官定年延…

お笑い

2013年、大阪の文の里商店街を復興させようと200枚のポスターがつくられたそうだ。 このポスターが有名になり、ポスターの総選挙が開催され、グランプリになった漬物屋さんはポスター制作中に閉店したらしい。 そのポスターのコピー、「ポスター?はよつくっ…

畑を耕す

家族3人で畑を耕す作業。防風林に囲まれた丘の上の農園。午後遅くなったため、ぼくら以外に誰もいない。 100㎡ほどの畑を、ぼくがスコップで掘り起こし、妻が鍬でならし、陽向が雑草を取る。 雨がやってきた。静かな雨だ。火照る体をちょうどよく冷やして…

Why so serious?

YouTube・The First Takeで女王蜂のアヴが「火炎」を歌うのを見て、戦慄を覚えた。 「何も封じ込められることのない世界へ」 GFのHPのタイトルをそう変えた。 歌詞の中に「Why so serious?」とある。 周囲の冷静を装った人間たちに、そう言われながら殺され…

哲学はいつ必要とされるのか

コロナ禍の時代になって、生き残りのためには哲学はいらない、という人がいる。 だが、そんな人は、きっとコロナ前だって同じことを言っていたに違いない。哲学はよく分からないから無用だ、と。 確かにグローバル資本主義の下には、哲学は必要なものと見做…

緊急事態宣言が解除されるとき

緊急事態宣言が5月末まで延長された。なぜ?誰もその理由を説明してくれない。 では、どのような条件がそろえば、緊急事態宣言が解除されるべきか? 信頼できる医師にご意見を伺ってみた。 医師として見れば、宣言が解除されるべきときは、新型コロナにかか…

均質な空間を消し去ることができるか

コロナ後の空間はどうなるか?というキーワードで検索すると、隈研吾のインタビュー記事が載っていた。(日経ビジネス) ・・・・・ 「誰もが好きな場所で暮らせる」といった自由がテーマとなり、テクノロジーがそれを可能にするのではないでしょうか。 (中…