gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

2020-01-01から1年間の記事一覧

車の旅3日目(揖斐・長良川の背割提ー伊勢神宮ー猿田彦神社ー地元の銭湯ー二見浦)

3日目も5時頃から車のエンジンをつけて、ぼくだけ外へ。なんと粉雪が降っている。だが、少し賢くなって昨日ほどの寒さを感じないで眠れた。 朝焼け。素晴らしい景色。海外ように広大な風景だ。マラソン人が車の横を行き過ぎる。 連立した不思議な建物(長良…

車の旅2日目(浜北の郵便局ー浜北森林アスレチックー名古屋・龍泉寺のスーパー銭湯ー桑名市の揖斐・長良川沿岸)

2日目は5時頃から車のエンジンをつける。朝はちょっと寒すぎる。暖房を入れると、今度は空気が乾燥しすぎる。 天竜川の景色を見る。やはり川のある風景はよい。その後、コンビニへ。朝食を済ませ、近くの郵便局でいくつか封書を送る。 地元の人が集まるうど…

車の旅1日目(東京ー浜北)

年末年始の旅は、今回は車中泊6泊7日の旅。 行先は、なんとなく奈良とか熊野古道とか見ながら、瀬戸内の豊島美術館を見て帰ってきたいね、みたいなユルイ計画。いいんじゃないでしょうか。 午後4時過ぎにスタート。家族3人の機嫌悪さが最高潮な中での始まり…

仕事納め

2020年が終わろうとしています。 思い出せば、今年は明るい見通しとともに迎えた年でした。まだ、コロナは中国の話でしかなかった。 3月になって、コロナが急に勢いを増して世界に拡散していきました。それと同時に有力だった4つのプロジェクトが消し飛びま…

ひっつきむし

種を人の服や動物の体にくっつけて、遠くへ運んでもらう。 子孫を残すための自然の工夫には感動する。 「ひっつきむし」と呼ばれる種で、子供の頃、学校帰りによく遊んだ。 友達の気づかないところへ、こっそりとくっつけるのが愉しかった。 ぼくも家に着い…

自分の限界を見ようとすること

学生の頃に4年連続で仲間と一緒に長距離を歩くイベントをやった。40キロ、60キロ、80キロ、100キロと、毎年20キロずつ増やしていった。 ぼくは自分にそれができるだろうか、ということを目標に立てて、それを突然やってみる、ということが好きだった。傍から…

クリスマス・プレゼント

今年の陽向へのプレゼントは、ウルトラマンZに出てくる武器ベリアロクのおもちゃ。箱には「3歳以上」と書いてある。 これまでは本を贈ることが多かったのに、小5にして勉強っぽさから離れたのは、彼が勉強疲れしているのを察知したからだ。 案の定、夜のうち…

安冨歩によると、論語において親孝行の「孝」とは子が親を思う心に限定されるわけではなく、家族関係全体を表しているという。親が子に無償の愛を注ぐことも孝として表されるそうだ。 孝とは「ただ元気でいてくれること」を願う気持ち。お腹の中の赤ちゃんに…

GAKUYA

これから始まる本番のために ここでは思い切り素の人間たちが 勝手なことを言い合って いつもガチャガチャしている リラックスして鼻歌を歌う人も 緊張して泣きそうになっている人も 実は本番よりも ここにいる方がずっと魅力的だったりする だったら ずっと…

共同化の愚

ナチズムもスターリニズムも太平洋戦争時の日本も、その頃の共同体はその政策を正義として圧倒的に指示したこと。大きな不幸はその結果としてもたらされた。 あなたの言うことは間違っていて、自分の言うことは正しい、と正義を争うとき、人は今でも自分の主…

世界のコロナ状況

世界のコロナ状況を把握する上で、最もリアリティがある数値は、国別で何人に1人がアクティブなコロナ感染者数か、という数値だと思っている。 日本は4564人に1人で、ベルギーが最もひどくて21人に1人だ。 つまり、家から出たときに、人が20人く…

歌を刻みながら

10キロのランニングがあっという間に過ぎた。 好きな歌を心の中で鳴らして走ってみたら、1曲鳴り終わるまで走っていることをほとんど忘れて1キロ進んできたことに気づいた。 その後、いろんな曲を思い出しながら走っていたら、何曲目かでゴール。 音楽を聴き…

interwoven

アナログとは、連続した量(例えば時間)を他の連続した量(例えば角度)で表示すること。デジタルが連続量をとびとびな値(離散的な数値)として表現(標本化・量子化)することと対比される。(wikipedia) デジタルが牽引してきたここ数十年の文明は、「…

映画 グラディエーター

2000年。ラッセル・クロウ。ホアキン・フェニックス。 帝政ローマ時代の将軍から謀略によって奴隷へ身を落としたマキシマスが、剣闘士としてコロセウムで戦う復讐劇。 敵役のホアキン・フェニックスは昨年、「ジョーカー」で始めて見たが、病的な役が似…

ガンジーの7つの大罪

ガンジー「7つの社会的罪」 1.理念なき政治 2.労働なき富 3.良心なき快楽 4.人格なき学識 5.道徳なき商業 6.人間性なき科学 7.献身なき信仰 新自由主義の現在の世の中は、全部が当てはまるように思われる。 一月万冊で、清水有高と安冨歩が相席居酒…

interwoven

アナログとは、連続した量(例えば時間)を他の連続した量(例えば角度)で表示すること。デジタルが連続量をとびとびな値(離散的な数値)として表現(標本化・量子化)することと対比される。(wikipedia) デジタルがつくってきたここ数十年の文明は、い…

蔵の壁

古い蔵の壁を異空間へ生かす。

自習室の代わり

通っている塾の、受験前の6年生がたくさんいる自習室で、独り言を発してしまう陽向が、自習室の使用を禁止された。 禁止された後、陽向は塾の周りに勉強する場所を探して、近くの駐車場に止まっている車のボンネットを机に勉強していたそうで。。。 周りに…

畑に行けない週末

ここのところ、週末には必ず行っていた千葉の畑に行けなくなっている。 車の故障の問題が解決されたと思ったら、師走の忙しさが押し寄せてきたからだ。 今年5月から畑に行くようになってから、「土に触れたい」という想いはぼくの中に定着していたから、なん…

東京の小学生

陽向の同級生に「ミュージカル俳優」がいることが分かった。 さすが東京! 陽向はそれを知って、うれしいようで、陽向の勉強のモチベーションにもなっているようだ。 同時に、最近突然、鏡を気にするようになった。 彼の急激な変化を愉しんでいる。

金曜日

金曜日はいつも駆け足でやってくる。 年齢を重ねるにつれ、時間の流れが速くなるというが、最近は飛ぶように過ぎるという感じだ。 金曜日の夜を、充実感とともに過ごすか、焦りとともに過ごすか、は自分の生活を愉しんでいるかどうかの目安になる。 最近は、…

夢の中

しばらく夢の中で空間のアイディアが天から落ちてくることはなかった。 20代から40代前半は、そんな夢を見たものだ。 情報社会が加速して、さまざまな空間をネットで見れるようになったからだろうか、ここ数年はめっきりそんな夢を見なかったような気がする…

反芻

牛のように反芻を繰り返すことによってしか、人は腑に落ちる状態に達することができないのだろうか? 強烈な感情を揺さぶられるような体験をすると、1回だけで深く刻まれることがある、という。 果たしてぼくにはそんなことが起きたことはあるだろうか? ど…

だんだん像を結んできた

SOTOCHIKUは、「素材のドナー」と「その空間を望むクライアント」と「素材を生かすことができるGFの能力(構想力・制作力)」が一体となって成立するプロジェクトだ。 この3つが揃うイメージがだんだんできあがってきた。いよいよ、スタートできそうなところ…

粘り強さ

今のところ、陽向に欠けているのは粘り強さだ。 その場では、かなり複雑な内容も理解するけれど、その力を応用できるほど自分に定着させることができない。 根づかない知識は、数週間後には忘れ去られる。 それを繰り返しているのが分かる。 だから、結果を…

車中泊

このところ、ずっと愉しみにしていた車中泊。 新しい車がキャンプ仕様になっていて、それに家族3人で泊まるという行事。 いろいろと準備に時間がかかり、ようやく寝れたのは午前2時。 新潟の夜は半端なく寒かったが、それでも3人は満足できた。 目が覚めると…

関越道

久しぶりに関越道で新潟へやってきた。 山の見える風景は、九州に住んでいた子供の頃から、日常の中にあった。 日頃の風景から山が消えたのは、東京へやってきて以来だから、もう30年も山のない生活をしていることになる。 関越道は、素晴らしい山の景色を満…

落陽

ぼくの中では、吉田拓郎の「落陽」は、友川カズキの「無残の美」の返歌だ。 くすぶって生きる理由を、「この国ときたら、賭けるものなどないさ」と詞う。 「だからこうして漂うだけ」と。 逆説的だ。 「賭けるものが目の前にあれば、俺は走る」という心の声…

無残の美

「無残の美」は、京都吉田山の今はないバー「白樺」の客の一人、片山さんが同人誌で紹介してくれた友川カズキの詞だ。 ぼくは、この詞を反芻しながら生きてきただろう。片山さんに感謝である。 ぼくには何ができるだろう?と自問するとき、「死を賭けてまで…

既得権益

菅首相は、「自助」という言葉を使う。自分の実力で自分を助けなさい、ということだろう。 そうやって自らがのし上がってきた、と言われている。 個人的には、正論だと思うし、そう思う人は多いだろう。 だが、自助の力が強い国だとは思えないこの国で、この…