YouTubeで安冨歩の日本近代史講義を見ている。おもしろい。
戦国時代は、世俗権力の争いだけでなく、宗教勢力VS世俗権力という構図もあったそうだ。その最終決戦が「一向一揆」だという。
一向宗とは浄土真宗本願寺教団のことで、ぼくの家も浄土真宗らしいが何も知らないし、何も教えられていない。
1580年に信長との抗争に敗れて以来、宗教は端っこに追いやられて、この国では世俗的なことが圧倒的に重要だという認識になった。
現在の「クリスマスを祝い、正月に神社で参拝するという、宗教なんてどうでもいいという風潮」はここから生まれていると、安冨氏は言う。
家康が本願寺を東と西に分裂させたという。徹底して排除することなく、分裂させる。権力がやることは世界中同じだ。