南房総で焼き芋屋さんをやっている伊原伸尭くん(ノブ)が明日メキシコへ渡る。
メキシコで焼き芋屋さんを始めるそうだ。体一つでワイルドな国へ行って、焼き芋を焼いて生きてみる。
ぼくの20代は、ワイルドな国へ行って、稼ごうとは思えないくらい格差があった。日本の競争力も極端に下がって、今はワイルドな国から日本へ出稼ぎに来た人たちは確実に減るだろう。
格差なんてない方がいい。格差がなくなっても、ワイルドな国はワイルドな国のままのようだ。かつてのつまらない先進国のようには変わっていないらしい。
そのことがすばらしい。
今後、日本もワイルドさを取り戻せるならすばらしい。
3年ほど海外で自分を試して、日本に帰ったら高校の先生になって子供たちに夢を与えたい、とのこと。
彼が子供たちの夢を引っ張っていく未来が愉しみだ。
そして、すべての大人がそのように在る時代へ向かおう。