報道が真実を伝えようとしないことに、「そんなもんだろう」と無関心で済ませてきたのは、ぼくだけではないだろう。日本人の特徴のひとつではないか。
ぼくの場合は、二つの理由からだ。
・一つ一つはあやしいが、社会全体としては性善説を信じているから。
・自分のこととして考えようとしない、という怠惰。
ぼくはそれなりに忙しい状況下におかれていて、ぼくの専門のことはしっかりやるから、専門外のことは「できれば、他の人がやってくれ」という気持ちもある。
そのうえで、「世の中で言われていることには嘘が多い」という認識でやってきたから、うわべの情報はあまり気にすることがない。
新聞もテレビもほぼシャットアウトして、直接見聞きすることと信じられる発信者からの情報のみで、頭の中に社会の構造をつくってきた。
それだと、いわゆるホットな話題に疎くなるが、それはまあよい。
だが、突然コロナ禍の時代になって、先を予測する必要が生じている今、直接見聞きすることと信じられる発信者からの情報によるインプットを強化する必要を感じて、最近は本を読む時間とYouTubeを観る時間が増えている。
子供が夢を持てるように、という目標を持って自分が行動するためだ。
いつの世も、子供たちが「生まれてきてよかった」と思える世の中をつくるのが人間の生きる意味だ。