gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

日々の発見

ブログ

毎日、早朝ブログを更新する。この時間は、ぼくにとって至福の時だ。一番自由な時間だといっていい。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレーム ← コラボで実験しながらつくるオリジナル素材による店舗デザイン:マテリアルス実験工場

入れ替わる

8歳の陽向の12月の長距離走の大会へ向けての練習として、週末は一緒に外苑を走っている。放っておけばだらだらと走る陽向の背中を押しながら、「こら、走らんか!」とタイムを計りながらついていくのがぼくの役割だ。そうしながら、だいぶタイムを縮めてきた…

路地

路地の生活を、暮らしの原風景として思い浮かべる人は、世界中にたくさんいるだろう。おばさんが家の前の花をいじっていたり、縁台でおじさんたちが将棋をしていたり、路地の生活には人々の素顔がある。強い者は弱い者を守る。そんな当たり前の原理がそこに…

時間との闘い

気がつくと、時間との闘いを強いられている現実。もし、間違った方向に時間を使っていたとしたら、命取りだ。今の恵まれた環境だからこそ、方向を見据えることが大事だ。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレーム ← コラボで実験しながらつく…

憧れ

人生を賭す。それに勝つ実力を身につけ、存分に発揮する。愛することからすべてが始まっていることを知る。運命は天に任せる。祈り、とは身を正すことだ。ぼくらを必要としてくれる人たちのために一心に生きる。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッ…

残丘

悠久の時と共に崩れ落ちてゆく丘。いつかはどこまでも平坦な荒野になってしまうのか。エントロピー増大の法則だね。ただ、太陽と月と星たちが登場人物で、代わる代わる現れては消える。ひとは誰も訪れることはない。そのような場所がどこかにあることに深い…

水槽の稚魚たち

グッピーの稚魚の群れが3日前に水槽の中に出現した。ネットで調べると、稚魚は魚たちに食べられてしまうことも多いらしい。しかし、グッピーの子供はどんどん増えていくので、かわいそうだけれど水槽の中に放置するのがよい、と書いてある。悩ましいけれど、…

ストーリーの可能性

再開発

誕生日

時間の区切りとして、誕生日を見ることは多いだろう。誕生日までには、これをクリアする、とか。本質的にはクリアしているのかもしれないし、していないのかもしれない。つまり、本質は見えにくいものとしてある。その本質を洞察しようとする日として、この…

声をかける

地震

おばけ

暗がりがこわいのは、別に子供だけじゃない。(つづく)

synapse wear

ありふれたもの

ありふれたもの、と日頃ぼくらが思っているものも、ずいぶん長い旅をしてここにいる。(つづく)

見えない顔

地下鉄駅

陽向が夏休みの宿題に、地下鉄千代田線の乃木坂駅を描きたいと言ったので、一緒に絵の構図を考えた。。乃木坂駅は、1番線と2番線の間にホームがあるタイプだ。陽向は、1番線と2番線の電車、両方を描きたいという。そうなると、必然的に線路を奥行き方向に見…

風景としての顔

例えば、町を歩いているとき、ぼくは周囲の人を直視することはほとんどない。だから人は、ぼんやりとした輪郭として、ぼくの中で認識される。そこにぼくの想像が入り込んで、ほぼすべての人は美しい人として捉えられる。もう半世紀もぼくは、美しい人に囲ま…

バンジージャンプ

姪たちを街に連れて行ったら、イベントで20メートルの高さから飛ぶバンジージャンプをやっているのを見て、「飛びたい」という。「紐が切れたらこわい、とか考えないの?」と訊くと、「いや、ただ切れたら呪ってやる〜、と思うだけ」と応える。恐るべし。 …

小樽

小樽は、来てみたかった場所だった。古い倉庫が建ち並ぶにふさわしい、その名前の響きがよい。まさに北の町を連想させる。旧い建物群の壁のひびや汚れを、子供たちと探し回る。その果てに、待っていてくれたのは、乃木坂の家のすぐ近くにあったのに今年忽然…

北海道

新千歳空港から札幌への列車の窓から、眠い目が捉えた風景は、広い大地。寒い冬を何度も越えてきた木々たちがその上に平然として立っているのを見て、生きるとはそういうことだ、とうなづく。となりにいる陽向もいつか、そんな目で風景を見るときが来るんだ…

小さな命

たくさんの魚の不幸続きだった我が家の水槽に、稚魚が泳いでいるのを発見した。思いがけないことで、うれしい。なんだか部屋が明るくなったように感じた。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレーム ← コラボで実験しながらつくるオリジナル素…

文学

ざうお

ビジネスとプライベート

ビジネスとプライベートでの人格の違いは、誰もが認識している。けれど、「とりかえ自由な社会」と「とりかえのきかない社会」との境界は上記とは別のところにある。それを知ることが新しい世界を拓いていく、と信じる。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン…

涙のタイムマシン

過去は未来でしか変えられねえ 絶叫が聴こえてきたのは、深夜のラジオからだ。youtubeで今日、ギターウルフというパンクバンドの歌だと知る。 ぼくは、このフレーズに力をもらった。 過去は未来で変えられる。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッド…

終戦記念日

8月15日が終戦記念日であることを意識したことは、今まであっただろうか。テレビを見なくなって久しいから、音や画像で情報が入ってくることもほとんどなくなった。だが、年を重ねることが、この記念日への意識を向けることにつながるのだろう。日頃、ぼくた…

失われた命

水槽の中に、平和な世界が戻ってきた。それまでに、40個の命が様々な理由で失われたことになる。生き物を飼う、ということは、死を目の当たりにする、ということだ。この年になると、それぞれの命がずっしりと心に乗っかってくる。どんなに小さな体でも、そ…

縄張り

我が家の熱帯魚の水槽の中は、このところ、ゴールデンハニーのオスによるファシズム政権で、他の小魚たちが震えあがっている状態が続いていた。最初20匹くらいで始まった水槽生活では、目立った争いもなく平和に暮らしているように見えたが、その後、水の汚…

共感を求めない

共感を求めないときの自分が、もっとも強い自分である瞬間だろう。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレーム ← コラボで実験しながらつくるオリジナル素材による店舗デザイン:マテリアルス実験工場