2022-07-25 がらくた 鬼束ちひろの「眩暈」に「ガラクタでいさせて」という歌詞がある。 リサイクル、アップサイクルなど、この30年くらい「再生」は流行りの言葉だけれど、ガラクタがガラクタであってくれることで、ぼくらは息をつくことができる。 ガラクタに商品的価値を見出してしまったら、この狭苦しくて息苦しい世界からの抜け穴がなくなってしまう。 機能がないことこそが、ただのガラクタであることが、ガラクタの価値といえば価値なのだ。