gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

がらくた

鬼束ちひろの「眩暈」に「ガラクタでいさせて」という歌詞がある。

 

リサイクル、アップサイクルなど、この30年くらい「再生」は流行りの言葉だけれど、ガラクタがガラクタであってくれることで、ぼくらは息をつくことができる。

 

ラクタに商品的価値を見出してしまったら、この狭苦しくて息苦しい世界からの抜け穴がなくなってしまう。

 

機能がないことこそが、ただのガラクタであることが、ガラクタの価値といえば価値なのだ。