gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

森の声

マンションの裏には森がある。ふつう、人は林と呼ぶに違いないが、森と呼びたい。木が3本以上あれば、森でよいではないか。

そこに大きな樫の木があって、朝はたくさんの鳥が集まる。東京の真ん中にいることを忘れて、耳を澄ます。

 熊本の真夏の夜は蝉嵐

高校生の姪が中学のときに詠んだ俳句だそうだ。夏休みに父母の家で過ごしたときのうただ。熊本の家も森の傍にあることがわかる。

森の声の中で暮らしていることを、気づかないで過ごしてきたことを思う。

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