gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

2012-03-29から1日間の記事一覧

死刑囚の俳句

都築響一「夜露死苦現代詩」に、死刑囚の俳句が紹介されている。綱 よごすまじく首拭く 寒の水和之という俳号の囚人が、31歳で死刑が執行される朝に詠んだ句だそうだ。句を詠むという行為は、彼の心の水面の波を鎮め、ついには鏡に変えたのだろうか。その静…