gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

プロジェクト

九龍城

逃げ込んで、囲われる。ぼくがイメージするのは、九龍城だが、そういえば、ペルーのリマの酒場で、男たちがぼくから暴力で金を巻き上げようとするのを、酒場のお姉さんたちが守ってくれたのだ、と他の日本人から聞かされたことがある。ぼくはそんなふうに、…

海を感じる

目を閉じれば、波の音が聞こえてくるような心。ぼくは、いつもそんな心でいたい。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレーム ← コラボで実験しながらつくるオリジナル素材による店舗デザイン:マテリアルス実験工場

結論が出たからといってカタチになるわけではない

書くことはスリリングで、結局、白黒どっちにたどり着くか、最後まで分からない。文脈に従って、右へ左へ迷路のように進むだけで、進んでいる間は、生きている実感が持てるのだ。実は、たどり着く結果は重要ではない。それは、時と場合によって、簡単に逆転…

サバイバルゲーム場

どこから弾が飛んでくるかわからない場所にいたら、ちょっとどんな精神状態になるかわからない。「安全に、外部的な状況をつくる」という意味では、サバイバルゲーム場というのは、かなり究極的かもしれない。疑似体験のゲームは、思考を進める要素があるの…

用途変更

デザインの前に、そこで本当にそのサービスができるか、が問題となるケースでのお問合せが増えてきた。早い時点から建物に関わることで、デザインの幅も広がっていく。やることは多いが、できあがったときの達成感も大きいだろう。このようなケースが増える…

サバイバルゲーム

サバイバルゲームを、戦争ごっこ、というと嫌う人も多いだろう。だが、子供の頃、ぼくらも戦争ごっこをやらなかっただろうか。戦争はダメだが、戦争ごっこはよいのか?競技としてのスポーツは、戦争ごっことはどう違うのか?いろんなことが自分の頭の中で未…

横浜中華街

かつて中華街と聞くと胸が躍った。九州や関西に住んでいたころだったろうか。東京へ来てから、外国人と接する機会が増えて、中華街のようなエキゾチックな場所も普通な日常に入り込んできた。そして、自分も一人の外国人と見なすようになってからは、一層印…

斜張橋

垂直の要素が、水平の要素を吊る。その単純明快な挑戦が魅力的だ。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレーム ← コラボで実験しながらつくるオリジナル素材による店舗デザイン:マテリアルス実験工場

共感

街とカバン

ぼくは、君が重そうにカバンを持っている姿を見たことがない どんなに大きなカバンでも重さなど意にも介していないふうに、軽々と、重心高く、さっそうと、大またで、そして、ゆったりとしたリズムでぼくの少し前を歩いていく 一息つくときは、カバンを横に…

鞄 ― つめこんで、持ち歩くもの。できるだけ、中を減らして、軽々と歩きたい。でも、できるだけ豊かなものをたくさん、やさしく運びたい。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレーム ← コラボで実験しながらつくるオリジナル素材による店舗デザ…

稽古

演劇の稽古場を覗くことがあった。ぼくは、どうやら本番よりも、稽古場を観る方が好きらしい。そこで響きわたるセリフに、鳥肌が立った。真剣な顔。緊張感。床を滑る靴の音。監督の大声。本番では、見せてはならないものがそこにある。 ← 創造性の連鎖でつく…

現状回復

難あり物件

リノベーション

より住みよくつくりかえること。その行為が、「新しくする」だけでなく、「時間を取り込む」ことを含みこむならば、時代は確実に進んでいくと信じる。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレーム ← コラボで実験しながらつくるオリジナル素材に…

腹をくくる

腹をくくる、とはどういうことか。責任はぼくが取ります、ということだろう。その感覚が、欠如している人とは一緒に仕事ができない。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレーム ← コラボで実験しながらつくるオリジナル素材による店舗デザイン…

子育ての空間

子供を「小さな大人」と見なすこと。大人の空間で、子供を育てる。ぼくにとっては、これが理想だ。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレーム ← コラボで実験しながらつくるオリジナル素材による店舗デザイン:マテリアルス実験工場

音が反響する部屋

音が反響する空間で話をすると、目の前にいる人の声が遠くから聴こえてくるように感じた。リアリティを失って、だんだんと眠気に誘われる。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレーム ← コラボで実験しながらつくるオリジナル素材による店舗デ…

つながること

海の泡から星が生まれたかのようだ。満天の星を見上げた後に、海へ潜るとそんなふうに星と泡がつながる。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレーム ← コラボで実験しながらつくるオリジナル素材による店舗デザイン:マテリアルス実験工場

ペガサス

ギリシャ神話に出てくるペガサスは、戦士ベレロポーンを乗せて飛び回り、たくさんの勝利をおさめる。最後に、ベレロポーンはペガサスから振り落とされて墜ちて死ぬ。ベレロポーンは、神になろうとして、天に昇っていく途中だった。末路を結論として見るべき…

心に刺さる

ショールームとは、「心に刺さる」空間でなければならない。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレーム ← コラボで実験しながらつくるオリジナル素材による店舗デザイン:マテリアルス実験工場

浅草シルクプリン・キッチンスタジオ

浅草シルクプリン工場にあるキッチンスタジオの引き渡し。外で風雨に晒されたものを内装に持ち込む「ソトチク」に本格的に取り組み始めて、第一号のプロジェクトになった。左側の壁がソトチクの壁だ。施主であるフォトグラファーの小野さんは、「この壁一枚…

本領発揮!

002が、その本領を発揮している。ぼく001は、「よいものをつくれば、きっと愉しく生きていける」という信念のもと、「よい空間とは何か?だけを考え続けよう」と決めて、ここまで来た。だが、その歯車だけでは、みんなを幸せにはできない、ことを実感…

ソトチクの壁

ソトチクの壁で重要なのは、人間の思いが離れてしまったところに、美しさを発見できる、ということだ。忘れ去られたところからでも、再生は可能なのだ。罪悪感を持つ必要はない。自然が、すべてを育んでくれる。ぼくらは心のままに、それらをまた、豊かに生…

六本木 Tower of Vabel

六本木のホテル&クラブ、Tower of Vabelのファサードの引き渡しがあった。逆立った鳥の羽毛をイメージしたオブジェが光に浮かび上がる。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレーム ← コラボで実験しながらつくるオリジナル素材による店舗デザ…

地域資源

●ありふれた古い壁の中に、「地域資源」は眠っている 私たちが価値を認める材料は、現在、経済活動の活発な地域ではなかなか見つけることができません。なぜなら、スクラップ&ビルドやリフォームが繰り返される中では、経済的に価値がなくなったとみなされる…

ソトチクが拓く未来

例えば、いなくなった身近な誰かのことを言葉で表現して、その人の存在を感じることはとても難しいですが、その人が暮らした部屋に入ったときに、まるでその人がそこにいるかのように感じる経験を持つ人は多いのではないでしょうか。古い壁の風化の跡も、そ…

無限

無限を表現する記号は、メビウスの輪だけれど、これを立体化するには、さまざまな曲線を描ける。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレーム ← コラボで実験しながらつくるオリジナル素材による店舗デザイン:マテリアルス実験工場

無限の風

この指とまれ!その声とともに、止まっていた空気がゆっくりと動き始めるやがて一陣の風となり周囲を軽やかに揺らして永遠に吹き続ける ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレーム ← コラボで実験しながらつくるオリジナル素材による店舗デザイ…