世界のコロナ状況を把握する上で、最もリアリティがある数値は、国別で何人に1人がアクティブなコロナ感染者数か、という数値だと思っている。
日本は4564人に1人で、ベルギーが最もひどくて21人に1人だ。
つまり、家から出たときに、人が20人くらい目に入ったとしたら、ベルギーではそのうちの一人は感染者だ、ということになる。
これを毎日伝えてくれていた投資系のサイトが有料に切り替わったので、代わりのサイトを探して見つかったのが下のサイトだ。
計算が必要となってしまったが、まあ、大体は把握できる。
東京については、いろんなサイトでアクティブな(つまり現在の)感染者数が載っている。例えば、
を開くと、約6000人が感染アクティブな感染者数。人口1400万人を6000人で割ると、約2300人に1人の割合だ。日本全国の2倍くらいの感染者数割合だ。
これが1000人を切ると怖いね、と友人と話している。
もちろん、無症状の人もたくさん含まれる。それなのに、この数値を準備している病床数6360と比べて、「もうすぐ医療崩壊だ」というのは、ちょっと違うのではないか、と思う。
注目している他の数値は、「実効再生産数」。
これが1を切ることが、ピークを越したという判断につながるが、それを早くに言いすぎると、みんな油断してまた増え始める。
さしあたり、ぼくの見ている数字はこれぐらいだ。これも大事でしょ、という数値があれば、ぜひ教えていただきたい。