2000年。ラッセル・クロウ。ホアキン・フェニックス。
帝政ローマ時代の将軍から謀略によって奴隷へ身を落としたマキシマスが、剣闘士としてコロセウムで戦う復讐劇。
敵役のホアキン・フェニックスは昨年、「ジョーカー」で始めて見たが、病的な役が似合いすぎて怖い。あまり近くにいてほしくないタイプだが、暗にゾゾッとさせる空気が今の時代を象徴しているかもしれない。
主役のラッセル・クロウは、いつも表情が変わらず、ホッとする。ぼそっと呟くような声がいい。
こういう組み合わせがアメリカ映画の大作の鉄則だろう。いつも書くべきことが。。。ない。