反芻

牛のように反芻を繰り返すことによってしか、人は腑に落ちる状態に達することができないのだろうか？

強烈な感情を揺さぶられるような体験をすると、1回だけで深く刻まれることがある、という。

果たしてぼくにはそんなことが起きたことはあるだろうか？

どうやら、ぼくは何かが起こった後しばらくたってから、それをゆっくりと認識するタイプのようだ。

出だしが遅い代わりに、しつこい。何度も反芻する。だから、何かしらの結果に到達することもある。

ぼくに意見を求めてくださる場合は、どうか時間をください。