gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

落陽

ぼくの中では、吉田拓郎の「落陽」は、友川カズキの「無残の美」の返歌だ。

 

くすぶって生きる理由を、「この国ときたら、賭けるものなどないさ」と詞う。

 

「だからこうして漂うだけ」と。

 

逆説的だ。

 

「賭けるものが目の前にあれば、俺は走る」という心の声が聴こえる。