gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

雑記

箱根 ススキの原

箱根ススキの原に入り込んで、陽向と彷徨った。 一旦中へ入ると、方向感覚も距離感覚も失う。ただひたすら道を探し、進む。 どこに辿り着くか、わからないことを不安に思うか、ワクワクしてしまうかで人は分かれる。 ぼくのみならず、陽向も後者であることを…

孤独

寝ている陽向がスッと体を起こして、「ぼく、ひとりなの?」と寝言を言う。「ちがうよ」と即座に返すと、またスッと眠りに入る。一人ではないこと。それが人間、一番大事だ。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレーム ← コラボで実験しながら…

友達探し

陽向が初めて一人で公園へ出かけた。友達をつくりたい、と言う。キックスクーターで出かけた陽向は、ターゲットの男の子を定めて、その子が遊んでいる周りをしばらくぐるぐる回っていたそうだ。「突然、声をかけられたんだよ」と嬉しそうに語る陽向だが、本…

親子三人でスケッチアップ

元旦のプール

3年連続で、元旦はプールで泳ぐ。今年は、温泉プール。海を見ながら、3人で鬼ごっこ。夜は、DIXIT。このゲームの深さは、恐れ入る。絵を見て、それを言葉で表すが、メンバーによって、言葉を選ばねばならない。勝つためには、全体の空気を読む。陽向は、今…

酒場

元々、大学生のときに通っていたバーで、人生について教えられた。そんな酒場を設計者の立場でつくれるものではない。酒場に立つ人、そこに来る客、全ての要素がそろわなければ、成立しない。けれど、そのときの空気については、よく覚えている。その空気を…

よく眠る

久しぶりによく眠った。陽向や妻が隣にいて、陽向のぬいぐるみたちも周りにいる。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレーム ← コラボで実験しながらつくるオリジナル素材による店舗デザイン:マテリアルス実験工場

キック・スクーター

今年の陽向へのプレゼントは、キック・スクーター。小学3年生のプレゼントとしては遅い感じもあるが、安全を考えると、ちょうどよいとも思える。少しでも下り坂になっていると楽だけれど、逆は結構キツイ。坂の多い赤坂で乗るのは、覚悟がいる。 ← 創造性の…

クリスマス・イブ

アメリカでは、メリークリスマスとはほとんど言わなくなったそうだ。ハッピーホリディ、と言うのが普通らしい。SNSの力だろう。今後、多数決の世の中がどのくらい変わっていくのか?クリスマスイルミネーションを愉しむ流行も落ち着いた感じで、どちらかと言…

走ろう会

陽向は1.4キロを50人中39位。10位を目指すといっていたし、親としても期待していたけれど。この結果を悔しいと思う人間になってほしいが、そんなふうでもない。創造的にしなければならないのは、まず、我が息子だ。ぼくは中学生に交じって、3.4キロを10位以…

走る

1.5キロを走ることができなかった陽向が、この3か月で走れるようになった。持続する力を身につけ始めた。まだ、先頭を走る友達の姿は遠くて見えないけれど、少しずつ近づいていけばいい。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレーム ← コラボで…

寒い

ランニングの練習の帰り、自転車をこぐ陽向が遅れている。追いつくまで待っていたら、泣きながら自転車をこいでいる。「寒いよ〜」と言って泣いている。そんな小学3年生は初めて見た。「寒くても泣くな!」と言っても、泣くのは止まらない。途中でコンビニ…

重さの授業

陽向の小学校の理科の公開授業を見てきた母親との会話。「同じ粘土で、いろんな形をつくって、重さは違いますか?って授業だったけど」「うん」「手を上げた子が、量が同じだから、重さは同じです、って。」「うん」「そんなことに1時間使う必要があるのかな…

8分1秒

陽向と外苑のサークルで12月23日のレースコース約1.4キロを走る。毎週それを繰り返してきて、14分くらいかかっていたのが、今日は8分1秒まで縮んできた。要は、がんばれるようになってきた、ということだ。ちゃんと、走っている状態になってきたのだ。彼は、…

8年

頑張る陽向

笑い声

陽向の屈託のない笑い声に、いつも元気をもらう。お笑いの道を選ぶ人の原動力は、近しい人の笑い声にあったんだろうな。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレーム ← コラボで実験しながらつくるオリジナル素材による店舗デザイン:マテリアル…

故郷

eスポーツ

eスポーツという言葉自体、ぼくには新鮮だが、日本のようにこれをスポーツとして公式に認めていない先進国は少ないらしい。このようなゲームを「役に立たないからやめろ」と子供に言い続ける自分もそろそろ考えなければならないようだ。毎日、世界は変わって…

大逆事件

二桁の月

外部の味方

外につながりを感じて、共に同じ方向へ進めること以上の感謝の心に満ちた幸福はない。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレーム ← コラボで実験しながらつくるオリジナル素材による店舗デザイン:マテリアルス実験工場

風景として

山を遠くから眺めて好きだと思う気持ちと、登山を繰り返して好きだと思う気持ちには、大きな隔たりがある。前者の観念は山の肯定的なイメージだけでできているが、後者の観念には山の怖さなども含まれる。山を空間の中に持ってくるときには、自然の恐ろしさ…

会うこと

答えを伺うために、ぼくは会うことを望み、相手は電話を選んだ。どの人の人生にも何度かそういうことがあるのではないか。答えは同じとしても、残るものが違う。最終的には、誠実さを信じられるか、どうかの違いだ。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グ…

自由とは何か

ある女性経営者のインタビュー記事を読んだ。https://hba.beauty.hotpepper.jp/check/15994/?pg=1女性が求めているものは男性が求めているものとは違う、と書かれている。他人にとって、何が幸せなんだろう?その答えは様々だ。ぼくはぼくの答えを実行しよう…

休日

この季節の休日の多さを嬉しく思ったことはなかったが、今年はいやだとも思わない。小さな事実に過ぎないが、世界観が変わったとも言えるだろう。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレーム ← コラボで実験しながらつくるオリジナル素材による…

翻弄

外部に翻弄される人生はしんどいが、ゆえに内部を率直に見つめることができることは、幸福でもある。世界に必要とされるとは、どういうことか。揺るがないものがあるか、と問われ続けている。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレーム ← コラ…

無関心

目標

二匹になったダンゴムシ

このタイトルは、陽向が勝手に書き込んだものだ。「おい、おい、人のブログのタイトルを勝手に決めるな!」と言ったけれど、記念に残しておこう。陽向はダンゴムシが好きで、柔道へ行った帰りに見つけたダンゴムシを袋をもらって持ち帰り、小さな瓶に土と餌…