gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

開いていること

例えば、監獄へ入れられたら、人にとって何が一番つらいのか?

それは、人生が「閉じられている」ように感じられるからではないだろうか。

以前、時間としては未来へ向かって、空間としては空へ向かって、ぼくらの人生は「開いている」と書いた。

http://d.hatena.ne.jp/yogosiurubi/20110720

自分の人生はどちらかへ向けて開いていて、その方向へ動いている、という感覚を得ることは、万人にとって心地よいのではないか。

もうひとつ、大切な感覚として、「守られている」感覚を持つことがあるだろう。

それは、開いていることとは逆向きの条件だが、「守られつつ、開いている」という環境が人の心持ちを安定させるのかもしれない。

武道をやっているとき、「攻撃は最大の防御」とよく言われた。

これがひとつの答えなのかもしれない。

どのように生きるか、は様々だが、魅力的に見える人は、「開いている」環境に生きている。

ぼくらは「開いている」空間をつくっていく。


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