あたりまえだが、もう0歳の陽向とは決して会えない。
陽向が100歳まで生きるとしたら、人生の1パーセントを過ぎたことになる。
ハイハイでなんとか前へ進めるようになって、ビスケットなら自分の手で食べることができるようになった陽向。
これを、まだ何もできない、と見るのか、結構いろいろできる、と見るのかは様々だと思うが、森の中で行方不明になったら生きていけるんだろうか?とか、平均寿命が3歳くらいになったら、人類は滅びるのだろうか?とか、陽向の行動を眺めながら、バカみたいな想像を巡らす父である。
保育園で赤ちゃん会議をしている写真を眺めながら、彼らの時代を彼らの手でつくっていくことを、私たちは邪魔しないように気をつけなくては、と思う。