gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

今日も陽向を学校へ送り届けるために、一緒に走る。

 

駐車場の「空」という表示を見ては、「そら」まで競走しよう、というのは陽向が漢字を覚えたての頃にそれを「そら」と読んで以来、変わらない。

 

今では陽向も、それをシャレとして理解し、お互いに微笑みながら走る。

 

どんなに地上が複雑でも、ぼくらには見上げれば、どこまでも抜けている空がある。