gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

登場人物

登場人物は、クライアント、空間制作会社だけではない。不動産会社、大家、銀行、ときおり近隣の店舗や住民、・・・。ひとつのお店をつくるときに、登場する面々である。

つまり、クライアントとぼくたちが同じ方向を見て、いかによい店づくりの計画を成立させたとしても、他の登場人物に何らかの不都合が生じれば、お店づくりは頓挫してしまう。

ぼくたちについていえば、これまで実現してこなかったプロジェクトの大半は、このような不都合によるものだ。

これらすべての登場人物たちが、社会が勢いづく方向にご協力していただければ、世の中はずいぶんよくなるだろう、と思う。

それぞれの立場で問題意識にズレがあるのは仕方がないが、「未来の社会をどうしたいのか」という視点を一致させることはできるはずだ。

あきらめることなく、すべての登場人物に自分の信じることを主張していきたい。



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