gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

探偵

林海象監督の「濱マイク」シリーズがツタヤで見つからなかったので、同じ監督の「探偵事務所5」というシリーズものを借りてきた。

小学生の頃に推理小説が大好きだったこともあって、探偵といえばどこか懐かしい気持ちにさせられる。



そうそう、小1の頃だと思うけれど、「あなたは名探偵」という殺人事件などの犯人を推理する番組があって、そのスポンサーが積水ハウスだった。

「大きくふくら〜む夢、夢、夢♪」というあの曲が殺人事件のイメージと重なって不気味に聴こえて、子供ながらに積水ハウスは間違った番組のスポンサーをしている、と心配したものだ。



今も電車で探偵事務所の広告を見かけたりするが、今まで探偵さんとは会ったことがない。素性を隠しているから、会っても気づかないんだろうか。

探偵さんに資格試験はないだろうから、ぼくだって探偵事務所を開くことができるだろう。その存在のいかがわしさが、とても魅力的だ。

金田一耕助なんて、どうやったらなれるんだ?


そんな探偵稼業のいかがわしさに、独特のスタイルを合わせた林海象の世界は深層で響くものがある。

そこに昭和のあの頃にはあった漠とした「自由」が感じられるのかもしれない。

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