gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

4年に一度

4年に一度、と言えば、うるう年、オリンピック、ワールドカップがすぐに思い浮かぶ。私は、もうひとつ知っている。外苑のイチョウ並木の枝落としだ。

サッカーワールドカップと夏期オリンピックの間の年のこの時期にイチョウの枝はばっさりと切り落される。前回、初めて見たときはこんなに切ってしまって大丈夫か?と妻と心配したものだ。東京都に電話しようか、と思ったほどだ。

しかし、4年経って、しっかりと元の姿に戻った。また枝がぎっしり生えて、スペースがなくなってきた。そういえば、昨年は葉に元気がなくなってきたようにも感じていた。やはり、4年が限界なのだろか。

これから1年は葉の量が少なくてさびしい姿になる。夏の暑い時期も、去年の夏のように涼しい木陰をつくってはくれない。

ともあれ、そうやって定期的に枝落としを繰り返しながら、この見事なイチョウ並木が保存されてきたことには間違いない。