gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

世界一の「山の神」を見たい

正月は、ぼーっと、なのか、じぃーっと、なのか、テレビで駅伝を眺め続ける。

彼らが走っていることを思うと、ソファに座ってくつろいでいることも申し訳なくなり、身を乗り出して、黙り込んで真剣に観ている。そのうち、呼吸も複式呼吸になってくる。(これは冗談)

やはり、箱根の山登りの柏原竜二くんの走りを見るのは至福感があった。この人だけ、どこかが違うはずだと、しげしげと見つめる。心臓や肺の機能が違うのか、筋肉の付き方が違うのか、考えていることが違うのか・・・。

解説者が、着地してる時間が他の人より長い、というようなことを言っていた。比べてみるが、さっぱりわからない。でも、それは大地を蹴る力が強い、ということなのだろう。

そういえば、太ももが太くて、すこしカエルを想わせるような足をしている。

彼のような人のために、世界的な公式競技として、ずっと上り坂が続く山登り競争をつくってくれると楽しい。彼の山登りをあと2回しか見れないのはどうにも残念だ。

アフリカのキリマンジャロ山を登ったときにも、東南アジアのキナバル山を登ったときにも、現地の若者集団がポーターやガイドになるために、信じられないようなスピードで山道を走る姿を見かけた。きっと、山道を走るのが得意な人々は世界にたくさんいる。

すごい競技になると思うのだが、どうでしょう?