マラソン本番まで1カ月を切ったので、30キロ以上を走ることにした。
本当は明日走るつもりだったが、ちょっとのつもりで走り始めたら、調子が悪くなかったので、今日走った。
そんなふうに、走る距離を予め決めないで走り始めた方が、ずいぶん気楽に走れる。
そんな感じで、メンタルな部分が走りに大きく影響するのは、フィジカルな部分がまだまだ弱いからだ。
今まで4回マラソンを走ったが、どれも30キロを過ぎたら歩いていた。(ベストタイムは3時間58分。)それも20年前のことなので、どのような状態になって走れなくなったのか、を思い出せない。とにかく30キロ以上を走り続けよう、というのが今回の試みでもある。
というわけで、ぼくの一生で一番長く走り続けたのが今日、ということになる。
比較的ゆっくりと走ったけれど、23キロを過ぎたあたりから呼吸がだんだん苦しくなってきて、そのために走るフォームが縮こまって、速く走れなくなった。
20年前もそうだったんだろうか、と思い出しながら走る。
足のダメージはあまり感じない。心肺機能を高めるトレーニングが必要なのだろう。
余裕がない分、微細な違いが大きく影響するだろう。それがスリリングでたまらない。