gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

私有財産

「脱・私有財産の世紀」という副題がついている経済本を読んでいる。

 

自分の家すらも持っていないぼくには、縁遠いところがある。

 

とはいえ、私有財産がさまざまな経済の動きを邪魔しているのは、空間をつくる仕事の中でも感じることではある。

 

大家さんがどのくらいの自由度を与えてくれるかで、できあがる空間はがらりと変わる。

 

ガチガチに縛られた状態で、せっかくの物理的な良い部分を生かせないこともある。

 

まだ読んでいる途中だが、私有財産を常にオークションで売買することで財産が独占されない、ということが、例えば、自分にどのように影響してくるのか、それをイメージしながら読んでいる。