gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

GRIDFRAME 21年目のこれから その4

3.方法

フレーミング


フレーミングとは、ひとつの空間の中に、
とりかえ自由な要素と、とりかえのきかない要素を共存させる方法である

とりかえ自由な要素でつくられた空間に、
例えば、SOTOCHIKUの壁のようなとりかえのきかない要素を持ち込むとき、
フレーミングによって境界をつくる

また、とりかえのきかない要素として存在する空間に、
Box in Box的に、とりかえ自由な要素を持ち込むときも、
同様に、フレーミングによって境界をつくる

重要なのは、境界はとりかえ自由な世界の側に含まれる、という認識ではないか?




②創造性の連鎖


http://www.gridframe.co.jp/information/concept/practice-of-creativity-chain/

上記ページにつけくわえられるべきことは、
プロジェクトの途中で問題にぶつかったときに、
それをより良い結果に生かせないか、と考えることだ



③SOTOCHIKU
http://www.gridframe.co.jp/sotochiku/



4.それぞれの取組み

素材として、とりかえのきかない要素を入れる場合は、
それをどのように存在させるか、が問題となる

つくる段階では、スタッフ全員が精魂込めてつくることがなによりも大事
その前提の中で、どれだけ想定不可能なことが入り込むか?
つまり、「なる」の空間の部分がどのくらい侵食してくるか、が問題となる

基本設計、詳細設計、制作、現場監督、また協力業者が、
それぞれの仕事の中で、二つの世界を生きていることを反芻しながら、
つくる作業を進めていくことで、何が変わっていくのか?



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