gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

子供を守る

安富歩さんの1月20日の講演で、彼が唱える「子供を守る」とはどういうことか、を説明している。

 

日本の政策の大本はずっと「富国強兵」だったが、もはや核兵器が使われる戦争に強い兵士はいらない時代になっている。

 

まともな戦争はもう起らない。あるのは、対ゲリラ、対テロ、対サイバー攻撃の戦いだ。

 

ならば、「富国強兵」という目標を「子供を守る」に切り替えるべきだ。

 

そして、「富国強兵」という古い時代に育った自分たちの頭では考えられない、現代の数々の問題を未来の大人に解決してもらおう、と言うのだ。

 

具体的には、子供たちにぼくらの常識を押し付けないことだ、という。

 

子供が正しいと思うことをやらせる。

 

では、正しいと思うことを、子供はいかに真剣に考えることができるか?

 

そのモチベーションは、自分自身から生まれるか、友達との関係の中から生まれるか、どちらかしかない、と・・・これは塾の講師の方が言っていた。

 

親としてできることは、その機会を与えることだけだ。