gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

柔道の歴史

戦国時代に、相手を殺すために成された術は、平和の時代になるとスポーツに変わる。つまり、勝ち負けのみならず、自己鍛錬、精神修養のためのものに変わる。

 

殺法から活法へ。どんな格闘技も、そうだろう。

 

今では、柔道は、見ている者が楽しめることを主眼としてルールが改正され続けている。それにより、ファンが増え、スポンサーがつき、お金が動くからだ。

 

今やフランスの柔道人口は、日本の3倍らしい。グローバル資本主義の下、世界中に拡大したことは喜ぶべきだろう。

 

日本で柔道をやってきた側からみると、その精神性の強さも同時に世界へ拡大しているのかが気になる。

 

・・・とは言ってみたものの、それを説明しろと言われても、自分にはできそうにない。

 

スポーツとは、カタチから入るものだ。とりあえず、それでよい。