サッカー日本代表の試合をついつい夜遅くまで観た。
別に知っている人がいるわけでもないのに、日本と聞けばなんとなく応援してしまうのは、自分にも愛国心があるということだろう。
では、日本が勝つことは、私にとってなんの意味があるだろう。
きっと日本のサッカーが強いということには、自分を強くしてくれるところがあるだろう。
それは、自分の親がきちんとしていれば、自分もきちんとしていられる、という心と関係がある。自分はどこからきたのか、という問いに、安定した答えがあることは、自分に落ち着きを与えてくれる。
生まれた国・日本も、自分という人間の土台である。土台が強ければ、その上にいる人間も強くなる。
私にもそういう面がないわけではない。