gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

映画 ワイルド・ライフ jump into the dark

青山真治監督の1997年の作品。

期待したような深さはなかった。軽い作品といってよい。ただ、この監督の作品の特徴である、この世が徹底的に不公平であることは、ここでも貫かれている。

復讐を遂げることができずに死んでしまった人間に対して、徹底的に冷たい。そんなところが、ワイルド・ライフなのかもしれない。

世の中にはいわれのない不幸が存在する。そういう視点を感じる。