朝9時過ぎに穴水の住宅が解体になってSOTOCHIKU素材を採取。
土壁は、寄付者が10代の頃、お父さんと喧嘩になったとき、拳で殴りつけた痕が残る壁。大事にその部分を切り取ろうとしたが、崩れてしまった。
でも、拳の痕だけは拳の大きさで残っている。なんとか壁として再現してさしあげたい。
その後、10時半に穴水駅で、佐谷さん、伊藤さん、江原さん、高田さん、イエローさん5人と合流。
能登6回目の誠さんの案内で、被災地を回る。
津波被害が大きかった白丸。
がけ崩れでカタチが変わった見附島。
全体が焼け野原になった輪島朝市。ようやく解体が始められたようで、立ち入り禁止区域ができていた。ただの更地になってしまうとすれば、複雑な思い。
ぼくも輪島朝市以外は初めてだったが、改めて能登の未来をイメージするために心に映像を刻んだ。