4度目の能登。誠さんは9度目。誠さんは「第二の故郷」と言い始めた。
そして、今回は、靴職人の上田哲司さんも一緒だ。
能登のSOTOCHIKU素材で靴をつくってみたい、と今回、同行されることになった。
上田さんは、靴によって、現代病のほとんどの状況を改善できると考えておられる。
例えば、高血圧を抑える薬を飲むと認知症が進むことが分かっているが、元々靴が合っていないことによって、正しい歩き方ができず、腰や背骨に影響が出て、運動不足に陥り、足に回っていた血が上昇してくるのが、高血圧の原因であることが多い、と。
上田さんは、多くの一流スポーツ選手の靴を手掛けることで、パフォーマンスを上げてきた実績をもつ。
ぼくの姿勢の悪さも、靴によって解決できることを、持参された一本歯下駄で示してくださった。
今回、SOTOCHIKU素材とどのような出会いがあって、どのように使ってくださるのか、愉しみだ。