gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

都会と田舎

ぼくは熊本に生まれ、父の転勤で日本各地を転々としつつも、主に田舎で育ち、そして、都会へ出てきた。

 

先日、SOTOCHIKUの講演で、都会では多対一の関係性が優位になり、たまに田舎へ行くと一対一の関係性をつくれることで人間性を回復できる、と語ったが、きっと田舎にいれば、狭い共同体社会で多対一の関係性を強いられ、たまに都会へ行くことで開放されて一対一の関係性をつくれる自分を取り戻せる、という全く逆のことを実感している人も多いのだろう。

 

だが、外部性を相対的にしか語れないとしたら、それはつまらない議論でしかないし、どこにも出口はない、ということになってしまう。

 

「きっとそうではない、出口はどこにでもある」というのが、SOTOCHIKUである。間違えてはならない。