父が晩年にルイ・アームストロングの「what a wonderful world」を好きだと言った。
平和でお互いが微笑みあうシンプルな世界。
これが世界的に実現していないのはなぜだろう?
子供のころから漠然と持ち続けていたこの疑問のひとつの重要な答えは、多くの人がこの問題を切実に捉えることなく生きているからだ。
自分や自分の周りさえよければいい。それ以上を望む余裕は自分にはない。
たぶん、ぼとんどすべての人が自分の周りのことで精一杯なのだ。
いつか、だれもが世界中の人々の幸せについて考えるようになるときが来るだろうか?
そこから、より良い世界が始まるのだろう。