gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

10年

東日本大震災から10年。

 

あの日は、最近書いているABCD論でいえば、多くの人が日頃生きている第2、第3象限からY軸を越えて第1、第4象限に入ってきた、ということが起こった日だろう。

 

つまり、あるコミュニティの中から、無限に広がる世界に入ってきた。

 

分け隔てなく、被災されたすべての人の幸いを祈った。

 

自分にできることはないか?誰もが自分にそう聞いてみた。

 

ぼくは、何も特別なことはしていない。10か月も経ってから、家族で被災地を訪れただけだ。

 

でも、ぼくは、Y軸よりも右側の象限で生きることで、自分の日常は無限に広がる世界をよくするためにある、と信じて生きている。

 

決して自分たちがよければ、他はどうなってもいい、とは思わない。

 

世界全体でよくなっていこう。

 

 

 

福島第一原発は、先日起こった震度6地震によって、また状況が悪化したと聞く。

 

10年経ったという報道で、そのような見出しは皆無に見える。

 

この国は、これでよいのだろうか?

 

世界は、ずっと存続できるのだろうか?

 

ぼくは、永遠について、考えたい。