gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

汚れに対する認識

例えば、ティッシュペーパーに一点でもシミがついていれば、それは汚れていると見なされる。

 

店に並んでいる多くの商品もそうだ。引き渡しのときの建築もそうだ。さらには、ゴシップ記事によってイメージを汚された人の印象もそうだ。

 

つまり、汚れというものは、ちょっと付いただけでも、それが全体の0.01%であっても全体のイメージを貶める力を持っている。

 

言い換えれば、そう感じてしまう人間の弱さを露呈する力を持っている。

 

ぼくはそんな人間が嫌いだ。醜いと思う。自分はそうなりたくない。だが、そこへ逃げ込んでしまうときがある。

 

「観光」というとき、そこへ逃げ込む弱い人間が前提となってないか?