南伊豆には、爬虫類の動物園izooとカエルの動物園kawazooがある。
どちらもほとんど動かない動物を見ることになるが、眠くなることはない。
火星人など、宇宙人を描かれるときは、爬虫類的な外観をしていることが多い。
人間がもっとも人間から遠い生き物を思い浮かべるとき、浮かぶのは爬虫類などの姿なのだろう。つまり、外部的なイメージなのだ。
やはり哺乳類には、近さや温かさを感じるのだ。
だが、その生物たちの持つ「遠さ」や「冷たさ」が心地よいときがある。
蛇などをペットとして飼う人は、そこに魅力を感じているのだろう。
だが、外部的なイメージといっても、事前に思い浮かべられる限りは、やはり内部に過ぎない。
その点、カエルの姿は事前のイメージを超えるものも多く、真に外部的だったようだ。