gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

スケルトンのままで

前の内装が壊されて、建物の骨が露わになった状態から、何もしないで什器だけを置いて、物販店を始める、というかつてない試みに挑戦するクライアントがいる。

 

しかも、日本の三大ホテルと呼ばれているホテルの中で。

 

ぼくらがその方がよいと思ったとしても、最初にそれを提案することは難しい。

 

そのような思い切った試みは、「常識」によって容易につぶされてしまう。

 

だが、今回はクライアントが望まれていることなのだ。

 

どうやら、ホテルの担当者も賛成してくださっているらしい。

 

ぼくらにとっては、たぶん一生に一度しかないチャンスだろう。