gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

落日

ぼくらの仕事はクライアントの日出のタイミングの仕事だ。とてもポジティブなエネルギーが集まる輝くような時間の中で、仕事をやらせていただく。

 

やがて、日は昇り、正午を過ぎ、そして、落日の時間がやってくることもある。

 

落日は、また新しい日出につながっているが、ぼくらのつくらせていただいたものは、ほとんどの場合、解体され、棄てられてしまう。

 

新しい日出のときの素材として、ぼくらのつくったものを生き返らせることはできないか?

 

そして、それが落日の下にあるクライアントの力になれないか?